俺と阿片売人の間に違いはあるのか

我々が望むと望まざるとに関わらず産み落とされ生かされている「社会」において生存は闘争であり、弱さは万死に値する罪と知っていながら、弱いままで生きていてもいい、争わなくていい、「社会」が掲げる「あるべき姿」に沿えなくてもいいと説くこと麻薬を売りさばくことの間に何の違いがあるのか、俺がしていることは阿片売人と何ら変わらぬことなのではないか、という思いがふと浮かんでいました。
例えそれが罪だとしても、もはや俺には「弱いまま生きることの肯定」を辞めることはできないでしょう。

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