ゲームプレイ週記#036「真・三國無双8」(2)
着衣水泳
三国志の特別展に少しは興味があるけれど、やはり混んでそうなので見送って無双で遊ぶ。曹操に続いて順当に孫堅、孫権、劉備をプレイ。晋勢もとりあえず文鴦だけをやって三国時代の結末を見た。ナレーション画面の勢力図がよくまとまっていて、空間的に示してくれると把握しやすいなと思う。
何度かやることになる赤壁だが、問題なのがポジショニングに気を遣わないと、水没した曹操が湯に浸かって寛いでいるかのように上がってこないこと。笑えるが、矢を射ってもなぜかノーダメージで困惑してしまう。そもそもは曹操が粗末な挑発につられて真っ先に着船してくることに違和感があるわけだが、それを差し引いてもやはり赤壁決戦は熱い。諸葛亮の舌戦が見どころだ。
もはや通り魔の所業
雑兵には目もくれず総大将まで一目散に駆け寄り、ひたすら斬撃を浴びせる。「風火輪」を装備することで特殊技と無双乱舞を除いてジャンプキャンセルができるようになり、タイマンならジャンキャンを挟みながら□を連打していれば封殺できる。リアクトと溜めトリガーでガードを崩しながら戦場の隅に運んでしまえばこちらのものだ。関羽と張飛の仇討ちに出た末に自陣を燃やされるという夷陵進撃などは後味の良い話ではなかったが、戦闘は呉のボスラッシュみたいなもので手応えがあった。
気になった武将には得意武器を持たせてユニークな攻撃モーションを見たいので、マップで素材を検索して容易に最強武器を作ることができるのはありがたい。朱然は矢がメイン武器ではなくなったため棍が得意ということになっているが、無双乱舞では派手に矢を放ちまくっている。せっかくものすごく強い祝賀龍槍を持っているので、気が向いたら趙雲でも育てようかなと思う。
哀れな董白
護衛武将というシステムがあることを知り、董白に声をかけてみた。ゴスロリ娘を連れ歩けるとはいいゲームである。董卓の子孫がどうなればこんな美少女になるというのだろうか。そういえば董卓は容貌のせいであまり気にならないが、同じ声でも呂蒙の演技は厳しいものがあった。周瑜と魯粛に次いで病に倒れる呂蒙だが、中の人まで少し心配になってしまう。それはさておき、戦場を共に切り抜けたり董卓と呂布をプレイしたりしているうちに董白を好きになりシナリオパックを買ってしまった。セットになっている華雄などは別にいらなかったのだがこの時期のキャラは単品がないし、ほぼシナリオ目的だから500円を上乗せしてシーズンパスにするほどでもない。
鎖分銅上級の「鵬翔焔鎖・改」の攻撃力がかなり高くて嬉しい。無双乱舞は無邪気ながら張春華と同じくサディスティック路線で悪くない。董白はわがままながら行動力のある有能な女なのに、裏切りばかりに遭いまともな人には相手にされず孤独の身。途中から破竹の勢いで董白軍の武力を知らしめ手下にした全員を引き連れ張遼を奪い返したかと思ったら、それは夢だったという救いのなさが哀れだ。wikiのコメントには奪還時に散々荒れていた洛陽がEDで不自然に整っている不気味さから、既に一族諸共殺されて亡霊となった董白の見る世界だという説すら挙がっている。
純真な悪といった感じで、強大な武を誇るがゆえに芯がぶれない呂布との相性は良いと思うのだが、特に関係の発展はない。呂布は言動から若く見えるが、よく育った娘もいる40歳くらいの男なので歳が離れすぎているか。やはり組むなら陳宮なのだろう。呂布をクリアしたついでに関羽と龐統もやって赤兎と的盧を解禁し、馬の収集を終えた。愛着よりも血統なので、絶影の入手までを共に過ごした愛馬は厩舎に押し込める。八門金鎖の陣中はドッグランのようで、駆け回りながら普段は無視する雑兵を薙ぎ倒すのが楽しい。赤兎など初期から速いので、トロフィーのためにレベルを100に上げる気にならないな。