『こじらせないで、そのプライド』

真矢みきの「あきらめないで！」風にできればお願いしたい。

ぼくもプライドある方だけど（たぶんね）、大事なんだけど
こじらせると、けっこうやっかいだよね。
完全に無いってのも、それはそれでやっかいかもしれないけれど(笑)

なんかさ、孤高ってかっこいいんだけどさ、
あたし思ったのよ。
生き方としてはしんどいなって。あたりまえか。

今朝、ふと、「あ、山だよな」って思って。

え？

や、山の高さがプライドだとして、
その自分だけの山の頂上で
人は暮らしていってるんじゃないかって。

高ければ高いほど、足場は狭いし、急だし、
空気だってうすいわけでしょ。
そりゃしんどいよなって。
そんな高みにしがみついて生きてるのって。
いつ滑り落ちるかわからないで
ずっとハラハラビクビクしてると思う。
実力なくて意識高い系ならなおさらねw
間接的な知り合いで二人ほど女性で意識【だけ】高い人がいて
閉口したことがあるけど、あれは周りもつらいわ(^_^;)

プライドが低い人ってのは裾野の視点をもってるのね。
広いし、ゆるやかだから、たくさんの人を乗せて暮らせるし、
空気も芳醇で、落っこちる心配もないから
キリキリイライラオドオドしなくてもいい。

そんで下から上の人の方をみて、心からすげえなあって尊敬できて
豊かに学びながら、もうちょっと上いきましょうかねえ (´ー｀)
なんていいながら、一合目、二合目ってちょっとずつ
進んで、そのたびに違ってみえる景色に素直に感嘆して
喜びきって、もっと上にいってみようかしらん (❀ฺ´艸｀)
なんていいながら、歩んでいくの。

そういう生き方って、いいなって、思う。
下の人の気持ちもわかるし。
最下層からの眺めを知っていることが
地に足のついた作品の深みや説得力になっていくだろうし。

「下手な考え休むに似たり」じゃなくて、
「下手なプライド捨てるに限る」でいきたいものですなあ。
や、あるのは大事だと思うw　

ただ、こじらせてるとやっかいっていうか
しんどいだろうから、
ええ加減で持ち合わせていけたらいいなって思うんだけど
どうかな。

「井の中の蛙大海を知らず」って誰が考えたか知らないけど
うまい表現だよなあ。手垢ついちゃってて
あらためて眺めることない言葉だから
余計に新鮮なだけかもしれないけどw

ちょっとうまい喩がみつからないイメージがあるんだけど
昔、あしたのジョーっていうボクシング漫画で
ジョーがさんざん苦しまされた対戦相手に
お返しとばかりに、
「でっかいチョコレート食わせてやんよ！」
つってカウンターか何か一発お見舞いするのね。
グローブで顔面っていうか口のあたりをバコーンつって。
とても食べきれないチョコレートだったわけだけどw
痛快だったなあ。溜飲がさがった。
ま、その話は片隅に置いといて。

あ。香取 慎吾が拳を自分の口に入れてたよね。
それも置いておいてw

ビッグマウスって意味も多少あるけど、
たとえば自分はなんでも知ってる、飲み込める、
理解できる、我こそ感受性の鬼だと自負しているとする。
まあ、そういうプライドだね。
（僕は感受性についてはプライドあるな、たぶんw　
てかこの業界でいえばなんの知識も技術もなくて飛び込んで
ただもう感受性だけで生き延びてきたようなもんだし…(^_^;))
とにかくだ、そんなもう森羅万象どんといこい！
ってなもんだと思ってるプライドがあって、
そこにいきなり飲み込めないでっかいパンチを
お見舞いされて、なんとか必死に口に入れて
飲み込もう（理解）しようとすんだけど
神の拳みたいにとてもじゃないけど、
飲み込むどころか口にすら入らない、みたいな。

プライドがここで一回破たんする。
自分が大きいと思っていた口がいかに小さかったか。
思い知るわけですよ。
そういうのをうまくたとえにならんかなって
今朝からずっと考えててんwww

ただ大事なのは、破たんすることね。
挫折大事超大事。
あたしなんてその連続だもの。
でもそうやって、むしろ、口が大きくなっていくのよね。
だから、うたがわきしみが大口叩くのは
そのせいかもしれない。

え……？

今日もいいケツ論がでたようで。

は！？　気が付いたら仕事じゃなくて
コラム書いてた！
やべ！

でもまだまだ書き足りないなあ。