小人閑居して不善を成す 僕の好きな言葉
アザレアの好きな言葉の紹介です。
小難しい話にならないように、細かい解説を飛ばしています。
注釈歓迎、突っ込み御免でご容赦ください。
意味
そのまま訳すと、
1人でいるときに悪事を働く者は、愚か者である。
流石中国の教え、なかなか厳しい事をおっしゃります笑
誤用
たまに間違った訳をして意味が間違って伝わってます。
暇人を放っておくと、悪さをする
だから人は忙しく働かなくてはいけない、といった使われ方をしますが
ちょっと意味が違います。
意味としては近い気はしますが、本来の意味としては続きがあります。
続き
何言ってんだよ、とブラウザバックしようとした方々、ちょっと待ってください。
学生時代、進学校で古文の成績2 だった僕が分かりやすく自己解釈で解説します。
アザレア的解釈
人間の本質は、1人でいるときに何をするかにかかっている。
不善(悪事)を行う人というのは、見た目に悪意が滲み出るもので、
誰も見ていない、バレやしないだろうと悪事に走れば
人のことは騙せても、自分の心は騙せず、負い目として残り
いずれすぐにバレるだろう。
君子(立派な人)は1人である時こそ慎んで過ごすものだ。
僕のような主夫にも言える事で、なかなか1人でいる時間が長いと、少々手を抜いたり、集中力が切れて、進捗が遅れるなんてことはザラです。
テレワークや在宅勤務の方あるあるですよね。
逆に、人に見られるとめちゃくちゃ頑張っちゃう、外面がいい人。
いやぁ、僕の事ですね。まさに小人です。
しかしこの言葉の大事なところって、
1人であるときこそ一生懸命サボらず驕らず努力するのが大事
なのではなく
不善を行う事で自分自身への負い目になる という事なんです。
ずーっと頑張り続ける人って素晴らしいんですけど
それで疲れ果てて、心を病んでしまっても悲しいだけです。
どこかで自分を許すことが大切で、
自分を許すためには、不善を成さずにいる事です。
悪事を働いたり、自分の思いとは違う事を行う事で、負い目というのは出来ます。
自分が納得する事を選び、納得を求め続ける事こそが、君子であるために必要なことです。
そうやって自分自身と戦い続けられる人は、いつか見た目に溢れ出てきて、気づいた人から仲間になってくれると僕は信じています。
僕は会社を離れて、人との繋がりが薄くなってしまった今だからこそ、人に見られていない中、不善を成さずに活動し続ければ、いつか仲間に恵まれていくと信じています。
というわけで、目をそらしていた背後にある洗わずにほったらかしになっている食器の山を片付ける事を始めようと思います。
note書く前にやろうね・・・
といったところで今日はこの辺りで
ご拝読ありがとうございました!
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