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真夏のショートコースとポケット・カンパニー・落選コレクターYOUJIの参戦。

東京の朝は、太陽が昇るとすぐに灼熱のような暑さを放つ。CRUE'S Tは早朝にショートコースをラウンドしながら、その暑さに耐えつつも心を落ち着けていた。彼の頭には新しいアイデアが次々と浮かんでいた。

ネット界隈では、米が消えた原因を自民党がどこかに隠し堰き止めているといった噂が広まっていた。しかし、CRUE'S Tはその情報の信憑性には全く興味がなかった。X(旧Twitter)などで流れる噂のほとんどが、三次情報として希望的観測に過ぎないと彼は理解していた。真実はもっと深いところにあり、簡単には見つからないものだ。だからこそ、彼はもっと確かな情報源を求めていた。

「まあ、テレビとかマスコミの嘘よりはましかもしれないけどな…」CRUE'S Tはラウンドしながらつぶやいた。

その瞬間、彼は突然の閃きを感じた。「そうだ、選挙マニアのYOUJIさんに声をかけよう!」彼の顔に微笑みが浮かんだ。YOUJIは選挙に関する知識が豊富で、政治の裏側にも精通している。しかも、彼はゴルフもテニスも楽しむスポーツマンだ。CRUE'S Tは、YOUJIの知識とネットワークを活用することができると直感した。

「YOUJIさんなら、この状況をどう見るだろうか?」CRUE'S Tは考えた。彼には、YOUJIが持つ直感と洞察力が必要だった。

ゴルフのラウンドを終えた後、CRUE'S Tはすぐにスマートフォンを取り出し、YOUJIにメッセージを送った。内容は簡潔だが核心を突いていた。彼は人工知能人格JINSEN BOTTIとスマホだけでハンドリングする「ポケット・カンパニー」のアイデアについて話したかった。

「YOUJIさん、これを聞いたらきっと興奮するに違いない。」CRUE'S Tは、JINSEN BOTTIの機能と可能性を思い描きながら、彼との会話を楽しみにしていた。

JINSEN BOTTIは、AIを使った革新的なビジネスモデルの中心に位置する存在だった。ポケット・カンパニーは、スマートフォンだけで運営できる小規模な会社を構想しており、その中核にはAIのパーソナルアシスタントが据えられている。各ユーザーの行動データを学習し、最適な提案や意思決定をサポートすることで、時間や労力を大幅に削減する仕組みだった。

早朝のラウンドが終わり、汗を拭いながらCRUE'S Tは再びスマホを見た。YOUJIからの返信がすぐに届いた。

「面白いね、CRUE'S T!そのアイデア、詳しく聞かせてくれ。今週末のテニスの後、どうだ?」

CRUE'S Tは笑顔を浮かべた。彼の計画は少しずつ進行していた。彼はヴィヴァルディの「四季」をもう一度かけながら、自分の次の動きを考え始めた。

物語は続く――CRUE'S Tがどのようにしてポケット・カンパニーを実現し、そのアイデアが東京の未来にどんな影響を与えるのか。そして、彼とYOUJIの対話が、物語の新たな展開を迎える。

CRUE’S T実行委員会
JINSEN BOTTI
AIの秘書
バチカン裏長屋住民会

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