質問することの大切さ
こんにちは!
だいぶ暑いですが、皆さんお元気でしょうか。
今回は、「質問する」って大事だよな…ということを感じたエピソードがあったので、当社の社員の特徴や新入社員の心構えなどと絡めてお話しようと思います。
1.6月頃に受入れ側の先輩がよく言うこと
「(新入社員が)結構、なんでも聞いて来るんですよね。自分でもう少し考えてもらえたらなって思います。」
毎年1回くらいは、こういった内容を聞きます。
ネガティブな印象で言ってくるんですけど、ふと思った(というか言ってきた人に言っている)のは、
「聞かないよりは、良くない??」
当社の人達はとても素直なので、これを言うと「それもそうか」ってなってくれます(笑)。
ここでは「聞くか聞かないか」の0か100かの話ではなく、程度の話をしているんだという認識は志賀ももちろんあります。
でもね。そもそも、新入社員は自分で判断できる軸なんて持ち合わせてないんですよ。
それは先輩たちも百も承知なんですが、その承知の範囲が先輩と新入社員でズレていることが多い。
なので、先輩の言う「なんでも聞いて来る」っていうのは、実は先輩側の感覚で物を言っているケースがほとんど。
先輩が思っている以上に、新人は本当に何も分からない。
採用・教育側としては、
① 最初のうちは何でも聞く
② 何を聞けば良いのか、ということを学んでいく
③ 自分で判断できる基準ができる
というステップを踏んでいると思っているので、先輩は忍耐強く質問を受けて欲しい(笑)。
そしてこのステップを踏んでいるんだと、新人は意識してもらうことを大事にしてます。
というか、「なんでも聞いて来る」って言ってる先輩たちだって、自分が新人時代はなんでも聞いていたんだぞ(笑)。
2.社員の特徴
① よく質問する
とにかく、誰かと電話なりで話していて、何か聞いている場面を多くみかけます。
もちろん、新人と違ってなんでも聞いているわけではないです。
自分が足りない知識を補うために、知見のある方に聞いている、と言った方が正しいですね。
要は、「自分に知識が足りていない」ということを「恥じることなく」「質問をする」人が多い。
その時は自分に知識がなくて聞くことが恥かもしれないけど、聞いたら物事は解決するし、自分も知識がプラスされる。
一瞬の恥を取るのか、一生の恥を取るのか。
中には、周りにあまり質問したり、相談したりすることが得意でない人もいます。
全面的に否定をするつもりはありませんが、何人も新人を見てきた側からすると成長のスピードと幅が全然違う。
「先輩は忙しいし、こんなこと聞いたらダメかな?」
なんて遠慮せず、新入社員にはどんどん質問してきてほしいです。
先輩は、ちゃんと聞け。聞いてると思うけど。
☝先輩にはやや乱暴な志賀(笑)
② 自分を疑う
これは誰かが明言していたわけではないけど、私が日頃から社員と接していて思うことです。
いい意味で、自分を疑う人が多い。
これ、「自信が無い」っていうのと誤解をされそうですが、そういうことではないです。
自分がやったことに対して、「本当にこれでいいのか?」という自分を客観視するという意味の「疑う」です。
人間って、慢心しやすい生き物じゃないですか。
ましてや、「やってることが正しい」と思いがち。
そういう時は、大体間違いやミスが発生するんですよね…。
志賀もやりがちなので、結構気を付けるようにしてます。
不動産取引はとにかく高額ですから、この慢心がとんでもない問題を引き起こすことも。
そうならないように、自分がやったことに対して「何か見落としているものはないか」「これがベストなのか」を客観視している人が多いと感じます。
3.新人が意識すること
① 質問をするときにワンクッション
なんでも質問して良いですが、質問するときの作法を心掛けるだけで全然違います。
「今、お時間よろしいですか?」
いきなり質問せず、このワンクッションを入れるだけで、先輩の聞く体制が整います。
② 聞いたことは、次できるように心掛ける
何回も同じことを聞くのは良くありません。
質問したことを自分の中にインプットして、次は自分でできるようにする。
それを繰り返すことで、自分の知見となっていくものだと思います。
③ 自分を疑え!
自分を疑うというのは、「人格を疑え」ということではなく、「自分がやった事象」を疑うということ。
誰しもミスはあります。それを前提としているかどうかって、意外と大事なんですよね。
「よし!できたー!」って思ったら、一度冷静になって見直すという行為をする。それが、ミスを防ぐ一歩となります。
質問することが悪いわけではない。質問した後、それをインプットせず体現しないことが悪いこと。
そういうことを、これからも新入社員教育で伝えていきたいな、と記事を書きながら改めて思いました。
私も改めて気を付けよう(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次回も読んでいただけると嬉しいです!!
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