【#企画メシ】未来の私、そして未来の企画生へ
きっかけは阿部さんとの出会い(一方的な)
阿部さんとはじめて出会ったのは、2021年9月。オア明奈さんとのトークイベント「はじめての自己肯定感 〜コピーライターとプロデューサーが考える、愛おしい人生の解釈〜」です。
阿部さんから発せられる言葉はやわらかくてやさしい。温かさに包み込まれるような気持ちになります。でも、それだけでなく、奥には強い芯も感じ、自分自身について考えさせられます。
さらに、当時から受講している「SHElikes」のイベントに登壇されたり、コピーライティング講座も新設され、阿部さんを目にする機会が増えていきました。
大企業に所属しながらも、個としても活躍されていることも知り、私にとって、憧れの存在になりました。
企画メシって?
2022年5月、憧れの阿部さんが講座を開催するというお知らせを目にしました。「どんな講座なんだろう……」好奇心と緊張感を抱きながら、クリック。
noteに記されていた言葉にグッと引き込まれました。
講座の卒業生が登壇するプレイベントに参加。当時のことや現在のことを楽しそうに語っている姿を見て、次の企画生(講座の受講生の呼称)としてバトンを受け取りたいという気持ちが溢れてきました。
エントリー前に考えていたこと
私は、企画というものを次のように解釈していました。
十数年の社会人生活。企画と名のつく仕事をしていたこともあるし、これからも企画力は必要だし、伸ばしていきたいスキル。
でも、スキルうんぬんを学びたいわけではない。「企画という手段で私は何をしたいんだろう…」私が夢中になれるテーマ、向かう先を見つけたい。
企画メシでは、これまで仕事で関わってこなかったテーマにも取り組めることを知って、エントリーを決めました。
憧れの阿部さん、今まで触れてこなかったテーマ、企画生との関わりを通じて、ヒントを得て、私の道を言葉にできている半年後に期待して。
できない自分と向き合い続けた半年間
企画メシは、月1回ペースで課題に取り組みます。課題提出後、企画生の提出内容を見て、推し企画を選び投稿する。そして、オンライン講座に参加して、学びや講座後の気持ちを投稿する。このサイクルで進んでいきます。
取り組んだテーマは、広告・放送・音楽・福祉・何とかしたいこと……いずれもはじめて向き合うテーマばかり。個人で取り組むこともあれば、ときにはチームで取り組むことも。
ずっとこの3項目をぐるぐると考え続けました。でも、途中から正解を探そうとしたり、人からどう思われるだろう?本質からそれたり。気持ちを軌道修正しながら、毎回期限ギリギリに提出ボタンを押していました。
企画生が提出した課題を見るたびに、着眼点、発想、伝え方……足らない部分を突きつけられて、毎回打ちのめされる。その繰り返しでした。
でも、想像とは違っていた。課題を提出するまでの過程をお互いに聴きあってみると、わからないなりに必死に向き合おうとしているし、迷いながら取り組んでいた。「デキる人」だけで片付けてはいけない。向き合う姿勢や努力した時間がつながった結果なんだ、恥ずかしくなりました。
心が震えた言葉・企画
阿部さん、ゲスト講師、企画生から発せられた言葉、企画で、心が震えた内容を記しておきます。
企画メシのいいところは、阿部さんやゲスト講師、企画生からも、フィードバックをいただけること。いただいた言葉そのままを載せないけど、気づけないことに気づくかせてもらいました。
私の道は、「じんわり心が温まる企画をする人」
もがきながら取り組み続けた半年間。最終課題は、講座のテーマである自分の道を言葉にする企画。
私の現時点の解は、
「これからなる」というよりは、「これからも続けていく」という表現の方が適切かもしれません。
今の私には、
私にあるのは、私にしか気づかないくらいの大きさ。心の中で消えそうで消えないろうそくのように、ゆらゆらと静かに燃え続けている想いがありました。
私の周りにいる、いくつになってもアクティブにエネルギッシュに活動する人たちの存在や世の中の価値観の変化も後押しとなり、年齢を意識せず、ありのままで過ごせる時間が増えてきたように感じています。
どんなに楽しいこと、達成感を得た体験をしても、ときどき、ひょっこり現れて私の中にあるネガティブな一面がこう言うのです。
「あぁ、年齢の呪縛は消えないのかな」「こういう私とともに生きていこう」と決めました。年齢は誰にも変えられない、だったら「歳を重ねることも悪くないよね」と思える瞬間を増やしていきたい。
ちょうどこんなことを考えていたときに、SHElikesで同世代の受講生がつながる旗振り役「コミュニティプランナー」という役割を担うことになりました。(12月から2023年までの期間限定)
企画メシを通して、私の心に静かに燃え続ける火を見つけられたこと、企画する場に巡りあえたこと、SHElikesと企画メシが一本につながった瞬間でした。
2022年5月。企画メシにエントリーしていなかったら、今はなかった。心から参加して良かったと思っています。
企画メシのその後
企画メシ最終日の翌日から、私の心に静かに燃えつづける火に共感していただいたり、興味を抱いてくださったシーメイトさん(SHElikesの受講生の呼称)11名とコミュニティ運営をはじめました。
さっそく先日、第1回のイベントを開催しました!子どもの頃に流行った「サイン帳」を用いました。あの日にタイムスリップしたような気持ちで、シーメイトさん同士グッと距離を近くに感じてもらう企画です。
準備期間は、疲れを感じられないくらい楽しかったし、夢中になれた。当日は、参加してくださったシーメイトさんたちの笑顔が見られて、本当に嬉しかったです。
私1人では、できることに限りがあるけれど、「想像している枠組みを超えたことが実現できる」と思えるチームメンバーに出会うことができました。
2023年3月まで。楽しんで企画して、想いを届け続けます!!
Special thanks
記事のヘッダーは、企画メシのレポートフォトグラファー・さとうあやかさんが撮影した写真を使用しております。