3年ぶりにストレングスを受けてみた!変わらない資質から読み解く「私らしさ」
「私らしさ」ってなんだろう…。
思い描いた通りの結果を得られなかった、停滞感を抱いたときに、心の声が「私らしさ」を問いかけます。
そんなときに、私が頼りにしているツールが「クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)」です。
ここ数カ月にわたり抱いている停滞感。クリフトンストレングス®(以下、ストレングス)の結果をヒントに、満たされていないことを考えてみたものの、しっくりこないんです。
まるで、他の人のストレングスを見ている感覚。
3年前と今を比較すると、働き方、仕事の内容、役割が変化しています。もしかすると、ストレングスが変化しているのかも。3年ぶりに再診断しました。
アップデートされた「今の私」を手元に、Gallup認定ストレングスコーチのりょうじさんのお力を借りながら、「私らしさ」を読み解いていきました。
まず見るのは「3年経過しても変わらないこと」
2回目の診断となると、前回と変化した資質に目を向けがち。3年たっても変わらない資質にこそ、私の「らしさ」がつまっていると、りょうじさんは教えてくれました。
変わらないこと①:上位の資質に「影響力」がひとつもないっ…!
3年ぶりに手にした結果を見ると、「影響力」に分類される資質が上位にありません。
この傾向は、3年前も同様でした。ちなみに、3年前の結果がコチラ。
「影響力」とは、「人に影響を与えたい」「人を動かしたい」資質です。
たとえば、職場でのこんなシーン。
私が暑いと感じたとき、同僚が暑そうにしている姿を見たら、快適な空間になるように温度を調整してしまいます。(宣言すせず、ひっそりと実行☝️)
誰かの言動に突き動かされることはあっても、誰かの行動を変えたいという欲求が低いのです。
(きっと、私はこれからも空調をそっと変えるんだと思います。)
変わらないこと②:変わらず君臨している神7(セブン)の資質たち
3年たっても変わらず、思考・感情・行動のエネルギー源になっている7つの資質。
会社ではメンバーの特性を見て、貢献・成長実感を味わえそうな業務をお任せしています。メンバーとともに、チームで事業、会社を成長させていくことに充足感を抱きます。
また、オンラインスクールのメンターとして、受講生がスクールを活用できるようなサポートをしています。目の前の人のありたい姿にを伺い、対話ベースでアドバイスやエールを贈る。エネルギーがわく瞬間です。
今、関わっている仕事のなかでも、私の資質を生かせていることに安堵しています。
▼仕事をしているときの心の声
手放せた資質も。肩の力を抜けるようになった
時間の経過、働き方が変わったことで、実行力の群にある資質「回復志向」「責任感」が、上位から下位に移動しました。
この結果を見たりょうじさんが、こんな言葉をかけてくれたんです。
目に見える問題をあるべき姿に修復する「回復志向」、約束したことは必ずやり遂げる「責任感」。これらに、次々とものごとを完了させていく「達成欲」が掛け合わされると、「止まったら終わりだっ!」と言わんばかりに電池が切れるまで働いてしまいます。
私の場合、会社での役割が変わったことで、回復志向と責任感を手放せたのかもしれません。
そのひとつが、プレイヤーからマネージャーになったこと。マネージャーになって、やるべきことが格段に増加。さらに突発的な課題に備え、余白をもっておく必要があります。
私がやるべきこと、メンバーに任せることを切り分けて、任せきる。ひとりで抱えこむのではなく、チームで分かちあうことを選んできたからだと思います。
この3年で「チーム」に対する意識が高まったからか、異なるタイプの人たちを尊重する「個別化」、有益な情報を集めて保管、他者に提供する「収集心」が上位に移動したことも納得です。
資質を生かして、自分で自分を満たしていく
時間の経過や環境の変化によって使い分けができる資質もあれば、身を置く環境が変化しても、変わらない資質があることを知れました。
資質を最大限発揮しつつ、私自身を満たせる役割や環境をイメージできた機会です。
ストレングスを2回受けたからこそ、読み解くことができた私らしさ。私らしさを大切に、前に進んでいこう!