大物芸能人から言われた”一言”(24)
~ 概要 ~
私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。
第3章の概要 ~未来を担う若者たちを築く塾~
平安な世界を創るため、私は、「未来を担う若者たちを築く(育む)塾」を創ることを決めた。そして、2018年2月15日に、多くの方々の協力のもと、「お金」を一切絡めない、「心」で繋がり、「心」で進める塾を開講した。
初年度は、試験的に多くのことを試み、塾の方向性・内容を高める年とし、実施していくこととなるのであった。
「高校生の私」
平安な世界を創るため、2018年2月15日に、「未来を担う若者たちを築く塾」を創設した私の高校生のころを振り返りたいと思う。
突然の女子からのビンタ!
高校生活にも、いくつか、私の「心」を成長させた出来事があった。
そのうちの一つに、入学して2か月くらいが経ったころ、その出来事は起きた。
私は、入学と同時に、私の席の隣に座っていた女子と気が合い、お付き合いをした。しかし、突然、別れを切り出され、付き合い始めてから1か月もしないで、彼女と別れた。このことが、出来事と関わっていたことを、後々、知ることとなるのであった。
その出来事とは、昼休み、サッカー部のメンバーと廊下で屯していると、同じクラスの一人の女子が近寄ってきて、いきなり、私をビンタした。
私は、突然のことに驚いた。なぜ?いきなりビンタをされなくてはいけないのか?ビンタをされる理由も、全く、思いつかない。そもそも、ビンタした女子とは、ほとんど会話もしたことすらないのに。。
そして、その日を境に、クラスの女子は、一斉に私と距離を取り出したのだ。
私は、意味が分からなかった。しかし、どうでも良いと思っていた。だから、すべてを無視(スルー)した。男子とはこれまでと変わらずに話をしたが、女子とは一切話をしなくなった。私は、ビンタされるようなことはしていない。だからと言って、言い訳する気も起きなかった(話をする気も起きなかった)。そして、理由を聞いてもしょうがないと思い、何も聞かずにいた。私は、高校3年生のある時まで、ずっと、女子とは会話せず、高校生活を送った。
そして、高校3年の時に、突然、1年の時に私をビンタした女子から私に話があった。その内容は、ビンタをしてしまった原因が誤解であったということ。そのことを知り、私に謝りたかったのだと言った。私は、そのことについて、気にしていないので、気にしないでほしいと伝えた。
実は、だいぶ前に誤解であったことを私は知っていた。なぜ、私がビンタされたのかについて、その原因を知っていた。それは、高校1年の同じクラスの男子で、私が付き合っていた女子と同じ中学出身の男子が、私のことを良く思っていなく、私がビンタした女子について、私が変な噂をしていると、ビンタしている女子に陰口をしたためだった。
そのことを知った私は、放課後、体育館に、私の嘘の情報を流した男子を呼び出し、真実を聞き出した。中学の頃の私であれば、間違いなく、相手をボコボコにしていた。しかし、高校になり、暴力をしないと心に誓った私は、
彼を許した。彼をボコボコにしたからと言って、何かが変わるわけでもないと思った。
ただ、3年生の時に、私の誤解が解けたことは良かったと思った。
次回に続く・・・
<余談>
40代の私の経験をもって、高校生の私に戻れたら、「最強」だと思う。どう話をしたら、どう行動したら、未来が良い方向へ行くかが、手に取るようにわかるからだ。しかし、40代の私では感じ取れない、10代の私にしか感じ取れないことがあるのだと思う。
「未来はわからないからこそ、価値がある」
未来を知っていたら、きっと、その人の人生はつまらないと思う。人生に「死」があるからこそ、「人生は豊かになる」のと同じく、「未来はわからないからこそ、価値がある」のだと思う。
40代の私も、いつまで生きられるかわからないが、一瞬一瞬を、自分で選ぶことで、納得のいく人生を過ごしていきたい。
次回の「余談」に続く・・・
第一章のあらすじ
大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。
第二章のあらすじ
大物芸能人から言われた”一言”(18)を参照ください。