大物芸能人から言われた”一言”(10)
~ 概要 ~
私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。
第2章の概要 ~茶道のお家元とマスコミ界の有力者~
ある大物芸能人から私は、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただくこととなる、大きなきっかけとなった茶道のお家元やマスコミ界の有力者。そして、当時、私が考えていた「ふるさと電力プラン」。これらの要素が、次なる展開へと・・・私を導いていった。
マスコミの有力者への相談
茶道のお家元との初対面を経た私は、興奮冷めやらぬまま、マスコミ界の有力者であり、内閣総理大臣や大臣クラスの政治家と繋がっている方(以下、「会長」とお呼びする)のもとへ、訪れた。
会長とは、これまでにも何度かお話をしたことがあった。しかし、会長へ相談ごとをするのは、初めてのことであった。
会長は、何か相談を受けるとその場で携帯電話を片手に、政府の人間に電話をすることが多かった。私は、プライベートで、会長と懇意にいしている会社の同僚(メンバー)から、その話を事前に聞いていた。また、それだけではなく、会長の人柄やネットワーク、強み、個性、特徴など、たくさんの話を聞いていた。
そのため、会長なら、「ふるさと電力プラン」を楽しんで、喜んでもらえるんじゃないかと思ったのだ。
そして、会長の部屋に訪れた私は、まず最初に、茶道のお家元のこと、お家元からいただいた話をお伝えした。そのうえで、「ふるさと電力プラン」について、話をしたのだ。
結果、会長は、私に対して、「ちょっと待ってね、今、内閣の電力担当に電話するから。その人に、プレゼンしたら良いんじゃないかな」と話をされ、私の目の前で、携帯電話を片手に連絡を取り始めた。しかし、タイミング合わず、その場での照会には、叶わなかった。
私は、驚いた。事前に、会長がどのような方なのか?について、話は聞いていたが、まさか、目の前で、いち社員の話を聞いてくれるだけでなく、内閣の電力担当に繋いで、プレゼンまでさせてくれるというのだから。私は、自分が見たこと。経験したことしか信じないようにしている。だからこそ、会長の行動は、聞いていた話とズレがなく、驚いたのだ。また、相反するかも知れないが、人のことは、基本的に信じることとしている。それは、疑うよりも、信じる方が幸せだからだ。
そして、会長は、「ちょっと待っててね。電力の担当者に繋がったら、連絡するので」と話をされた。
また、冗談なのか。本気なのか。私にはわからなかったが、会長から「内閣広報官にならないか?」と言われた。そんな私は、会長に次のように話をした。「大変ありがたいお話ですが、ご遠慮いたします。理由は、自由ではなくなってしまうからです。すみません。」と回答をしました。会長も、感じ取ってくれたのか、「わかった」とのことであった。
私は、2016年9月16日という日が、忘れられない一日となった。
茶道のお家元、マスコミ界の有力者である会長。
このお二方に、「ふるさと電力プラン」について、プレゼンをしたこの日は、私の人生の転機となった一日なのかもしれない。
また、忘れてはいけない大切な存在。それは、プライベートで、会長と懇意にしている会社の同僚(仲間/メンバー)の彼である。彼がいなかったら、会長と私の縁はなく、このような日を迎えることはなかった。
その後、私の人生の軸となる『人生の取り組み(志)』を想い描くこととなる。そして、必ず実行することを心に誓うこととなるのであった。
次回に続く・・・
<余談>
「仲間」。私は、社会人になってからも、出会った人のことを、友達、仲間というように考えている。それは、そのほうが、人生が幸せだと考えているからである。
「考え方、捉え方によって、人生の色は華やかにも、暗くもなる」
第一章のあらすじ
大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。