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小笠原諸島父島・母島を訪問/周遊する際の手順と注意すべきポイント - 離島周遊シリーズ
離島周遊シリーズのノウハウ第三弾として、小笠原諸島父島・母島を旅する際に情報収集して予約を進めた際のノウハウを公開していこうと思います。
父島
東京都の南端に位置する小笠原諸島父島は、世界遺産にも登録されている自然豊かな島です。
父島を訪れる際の確認・予約手順
父島を訪れる場合、都内と父島を結ぶおがさわら丸の予約、現地の宿泊施設の予約、アクティビティの予約が重要になってきます。また、自由行動で島内を散策する場合は、島内の移動手段の予約も重要です。
確認と予約手順
以下の項目順に空き状況をすべて確認し、空いていたら予約するようにしましょう。
確認したタイミングでは空いていても、日数が経つと埋まることもあります。なるべく早く予約まで完了させることは他の離島同様に重要です。
・旅行希望日の父島までの移動手段であるおがさわら丸の空き状況を確認する
・旅行希望日の父島での希望宿泊施設の空き状況を確認する
・父島でのアクティビティ参加を考えている場合、希望日の参加したいアクティビティの空き状況を確認する
・レンタカーやレンタバイクを利用予定の場合、利用希望日の空き状況を確認する
また、おがさわら丸と現地宿泊などをセットにしたツアーもいくつか販売されているので、手続きが面倒という方はツアーを検討してみてもよいかと思います。
父島を訪れる際の注意すべきポイント
交通手段がおがさわら丸しかないのと、移動で往復2日(船内泊)と現地に最低でも3日滞在することになるので、長期の休みが取れることが条件です。
また、船がドッグ入りする期間などは運行スケジュールが変わるので、注意が必要です。
父島へのアクセス方法
父島へは船でのアクセスになります。今回は定期航路のあるおがさわら丸について紹介しますが、クルーズツアーなどで寄港することもあります。
船
おがさわら丸が竹芝客線ターミナルと父島区間を運行しています。
片道約24時間、往復で2日船内で過ごすことになるので、船室選びは重要になってきます。
一定のプライベート空間が欲しい人は、2等寝台(エコノミーベッド)か特2等寝台(プレミアムベッド)以上を検討した方が良いと思います。
父島内での移動方法
父島内での移動方法ですが、レンタサイクル・レンタバイク・レンタカー、観光タクシー、村営バス、送迎などの手段があります。
アクティビティ参加がメインの人であれば、宿泊先とアクティビティ先の移動は送迎などもあるため、それ以外ではレンタサイクルか村営バスの利用で十分かもしれません。
一方で、自分で移動したいという人は、レンタカーかレンタバイク、レンタサイクルなどを借りるのが良いかと思います。
レンタルについては、じゃらんや楽天トラベルなどには情報が出てないので、小笠原観光協会の公式ページでご確認ください。
また、村営バスについては、小笠原村の公式サイトで路線図・時刻表が公開されているので、そちらをご確認ください。
私はレンタバイクを滞在中ずっと借りていましたが、ちょっとしたお出かけにも便利でよかったです。ただ、突然雨が降ることがあり、そうした時に濡れるのが嫌な人はレンタカーを選ぶのもありだと思います。
なお、島内全体を見てまわりたい場合、坂道も多かったりするので、レンタサイクルではかなりきついと思いますので、ご注意ください。
父島での宿泊予約方法
楽天トラベルやじゃらんなどのサービスではほとんど見つからないと思います。
個人手配なら小笠原観光協会の公式サイトになります。また、宿泊手配などが面倒な人は、おがさわら丸の予約とセットになったツアーに申し込むにも手だと思います。
父島に関する情報収集方法
父島に関する情報収集ですが、少ないですがしっかり特集したガイドブックなどもあります。
ただ、父島については、アクティビティ参加メインになると思うので、小笠原観光協会のサイトだけでも十分ではあります。
その他に、観光情報のまとめサイトやSNSなどでも比較的効率よく対馬の情報収集ができると思います。
天候不順などで島外への移動手段がなくなった場合
天候不順などの場合、島にそのまま滞在することになります。私は経験してないのですが、おそらくはそれまで滞在していた宿泊施設などと話して、出港までの期間の延長をお願いするといったことぐらいしかできないです。
母島
母島は、父島から船で行くことができる離島で、小笠原諸島の中でも南に位置しており、自然豊かで見どころが多い島です。
母島を訪れる際の確認・予約手順
抑えるべきポイントは父島と同じで、以下の項目の中で該当する内容の空き状況を確認し、すべて空いていたらその日のうちに予約しましょう。
・旅行希望日の母島まで(おがさわら丸 - ははじま丸)の移動手段の空き状況を確認する(船)
・旅行希望日の母島での希望宿泊施設の空き状況を確認する
・レンタカーやレンタバイクを利用予定の場合、利用希望日の空き状況を確認する
・現地ツアーに参加予定の場合、利用希望日のツアーの空き状況を確認する
母島を訪れる際の注意すべきポイント
注意すべきポイントとしては、父島とほとんど同じです。
母島へのアクセス方法
母島へのアクセスは、船になります。
船
父島まで船で移動した後、父島から母島へははじま丸で移動することになります。
ははじま丸は予約制ではないので、都内から父島までの移動手段のおがさわら丸の予約を取ることが重要です。
母島での移動方法
母島内での移動方法ですが、バスはないので、徒歩での移動、アクティビティ参加の場合は送迎、乗合タクシー、レンタカーやレンタサイクルを利用することになります。
乗合タクシーや、レンタカー・レンタサイクルについては、母島観光協会のサイトで島内で営業しているお店を確認できます。
母島での宿泊予約方法
父島同様、じゃらんや楽天トラベルなどのサービスではカバーできていないため、母島観光協会のサイトにある「泊まる」に宿泊施設が網羅されているので、こちらで探すのが一般的です。
または、宿泊もセットになったツアーなどを利用するのも1つです。
母島に関する情報収集方法
母島観光協会の公式サイトで情報を集めるのが効率が良いです。
他にも、観光スポットのまとめサイトやSNSから情報を集めるのも方法の1つです。
天候不順などで島外への移動手段がなくなった場合
父島で紹介した内容と同じです。
父島・母島の周遊
父島・母島の周遊を計画する際のポイントをまとめました。
周遊方法
移動手段は、以下のようになると思います。
・出発地 -> 東京 -> 竹芝埠頭 -> 父島 -> 母島 -> 父島 -> 竹芝埠頭 -> 東京 -> 出発地に戻る
東京を出発するのは2023年9月時点では11時(手続き締め切りはもっと早い)のため、関東近郊であれば当日移動可能ですが、東京まで時間がかかる場合は前泊することも検討が必要です。
東京出発後、順調であれば翌日11時に父島に到着します。おがさわら丸到着日は、午後から母島へ移動可能です。
父島と母島の移動については、週一ぐらいで運行してない日があるものの、ほぼ毎日運行しているので、日帰りや1泊2日などで訪れることも可能です。
また、おがさわら丸出港日には、おがさわら丸出港時間に合わせて母島から父島へも運行があるので、時間調整はしやすくなっています。
周遊にかかる日数、移動タイミング
おがさわら丸で訪れる場合、移動にそれぞれ1日ずつ、小笠原の滞在は時期にもよりますが、最短だと3泊になります。多くの人は1回のおがさわら丸の移動で往復しますが、長く滞在できる人は帰りの便を1つ後ろにずらして1週間近く滞在していることもあります。
父島、母島を訪れる場合、1回の往復期間だとどちらの島をメインにするか決めて回るのがよいと思います。ただ、どちらもじっくり回りたい場合は、1便ずらしての滞在にすると、ゆっくり見て回れると思います。
周遊する際に気を付ける点
時期によりますが、台風などの気象状況の影響を受ける場合があり、予定が狂う可能性があることを念頭に計画を立てておくと良いと思います。
また、小笠原内はおがさわら丸の出港・帰港タイミングで休みなども変わるので、長期滞在する場合はその辺りも注意しておくと良いと思います。
以上、父島・母島を訪問、周遊する際の手順と注意すべきポイントでした。
父島・母島を訪れたいと考えている方の参考に少しでもなればと思います。
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