おっさんずラブ 『Revival』が武川ソングだと気づいてしまった私の咆哮を聞いてくれ
やばい。盲点だった。
言わずと知れた『おっさんずラブ』主題歌
『Revival』(スキマスイッチ)。
これ春田と牧の歌だって何の疑問も持たず聴き流してしまってたんですけど、とんでもなかった。これどっからどう聴いても武川ソングじゃん。
え? 知ってた?
確かにTwitter検索するとそういう感想もたくさん出てきますね。みんな感じてたんですね。ごめん今さらで。
春田と牧の歌だとすると、きっと6話と7話の間の空白の1年間の気持ちですよね。
でも、武川ソングだとすると、そうだな〜7話中盤ぐらいまでの気持ちか、下手すりゃバリバリ現在進行形の心情ですよね。もうね、未練タラタラ。
「君に会いたいなあ」
「忘れたくない」
ほななんで別れた???
あああ、ただただ不憫。マサムネ不憫がすぎる。つれぇ。
もうね、聴けない。涙で今モニターも霞んでる。
歌詞ここに載っけるわけにいかないので、こちらをご参照ください。
ドラマの尺でしか聴いたことない方、ぜひ一度フルで聴いてみてください。
そのほうが殺傷能力高い。武川的に。
曲の中での季節は夏ですよね〜。
いや、秋になって夏を振り返っている曲か。
武川と牧の思い出は夏に凝縮されてるんでしょうかね〜。
そういえば牧の就活中のチラシ配りも暑い時期でしたよね。
それにしても2人とも、夏が似合わない。(個人のイメージです)
だがそこがいい。
夏を…最初の夏を超えられなかったのかな…
入社して5か月ぐらいで、すれ違いに耐えられなくなったのかな…
--------------------- 以下、ひどい妄想 ------------------------
武川さん、「誤解があっちゃいけないから」っつって、内定出るまで付き合うの待ってそう。政宗そういうとこ真面目だから。人事の仕事になんてひとつも絡んでないのに。
晴れて内定出て、卒論出したら、次は資格の勉強ですかね、入社前にね。
お勉強デート似合う。武川さん教えるのうまそう。牧もかしこいから教え甲斐あるだろうね。
そんでさー、春になって一緒に暮らし始めてさー。
一緒に迎える初めての季節ってワクワクするじゃん?
2人とも人混みとか暑いの苦手そうなのにさ、なんか張り切って夏祭り行こう!とかなるわけよ。初めてだし。思い出作りたいし。よし、花火見よう!つって。すごいらしいぞ!つって。
そんで夏祭りっつったら浴衣かなって牧くん実家でお母さんに着付けしてもらってその浴衣は空ちゃんが彼氏に借りてきてくれたやつだったりするからめっちゃデキる妹じゃない? んで牧くん一緒に住んでんのにわざわざ外で待ち合わせしてジャーーーンっつって浴衣で登場して政宗ったらびっくりしつつニヤニヤが止まらないよねそんなのね。その浴衣の牧くんが「行こうよ!」つって手を引くんだよ? 尊いな???
「なんだ、浴衣着るなら言ってくれればオレも用意したのに」
「じゃ、来年は2人で着ようよ」
「ああ、そうだな。楽しみだな」
いや来年なんて来ねえから。
2人の夏は…もう今年で終わってしまうんだよ…
超えられなかったんだよ4つの季節を…
何があったか知らないけどさあ…
「君がたまらなく愛おしかった」
「君に会いたいなあ」
ほななんで別れた???(2回目)
きっと武川は、夏がくるたびつらい。
思い出しちゃってつらい。
でも「記憶も存在も手が届かないとこに」しまいこんで、忘れたフリしてた。
そこに春田が現れて(いや職場には前からいたけど)、牧との距離にただならぬものを感じて、閉じてた地獄の釜の蓋がパッカーンと開いてしまったんでしょう。
忘れさせてもらえなくて、つらいね。
ああ、本当に涙が出る。
なんでこんなアホみたいに願ってしまうんだろう。
どうか『Revival』の最後のフレーズのように、武川さんがいつの日か、その忘れられない夏を越えられますように。
牧の笑顔を見ても胸が痛まない夏が、いつか必ずやって来ますように。
秋になっても、夏を振り返らないで歩いていける日が、やって来ますように。
記憶の中で笑う牧の隣に春田がいて、それでも穏やかに、心から笑っている武川さんを、いつか見たい。