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100歳まで生きると思ってる
もう、人生の折り返し地点は過ぎたと考えるほうがいいのかもしれないが、私はきっと長生きする。
多分100歳まで生きると思う。生きたいのよ。
しぶとく。
私が、まだ23歳の時の話。
当時勤めていた職場で、とても気の合う同僚がいた。彼女は私たちの母親世代の48歳だった。
一緒に温泉へ行ったり、しょっちゅうご飯も食べに行ったりして、仕事の愚痴を聞いてもらうのだった。彼女はシングルマザーで、私と同年代の子どもを2人育てていた。もちろん、彼もいたりした。その彼には奥さんがいたみたいだったけど。
もう50歳目前だったのに、若い子たちの話にもついて来てたし、時には、人生の先輩としてたくさん助言ももらった。
その彼女が言っていたことで印象に残っていることがある。
「私ももう50になるじゃない?今が一番楽しいのよ。
だからね、今、元気なうちにやりたいことやっておこうと思ってる。遊びに行きたいと思ってるのよ。
…て、考えてみたら、もう私はあと10年くらいしか時間がないと思っているのよ。さすがに60過ぎたら体力もたないと思うのよ。
だから、遊べるのはあとせいぜい10年だと思ってる。」
今、彼女はもう還暦をとうに過ぎている。でもきっと、今でもまだ当時と同じ職場で、パワフルに働いている。孫も5人になっている。
当時、あと10年しか遊べない、なんて言ってたけど、20年以上たった今でもパワフルじゃないか。
私も、そろそろ、元気で遊べるのはあと10年かな…と、考えるような年齢に近づいてきた。
いや、私はしぶといから全然まだイケるけど。
人生100年時代とは言うけれど、健康で居れるかどうかは別の話だからさ。
ふと、こんなことを考えていた夜。
ダンナよりもきっとかなり長生きするんだろうな。
ダンナをちゃんと見送って、そのあとももう少し元気で生きていたいな。
もし、本当にダンナが私の前からいなくなったら、多分私は泣くんだろうな。
なんて、つい、ダンナのことを考えてしまった。
今夜は夜勤で不在だからね。
いないとちょっと寂しい気もするが、いたらめんどくさいんだよな。
バランス大事ね。
ダンナがいてもいなくても、私は私の人生を生きるって決めてる。まだまだやりたいことはたくさんあるし、年齢を理由にあきらめたくはないと思ってる。
こんな思考が頭をめぐらせるなんて、私も年を重ねたってことか。
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参加されてる皆さんの記事を読むのも楽しくなってきてます。
刺激ももらえて、今日もまた書けました。