【男性の育休】概要を経験者が伝えます
男性の育休取得率は6.2%(厚生労働省による目標は13%)
まだまだパパが育休を取得することは少なく
当然、育休に興味があるパパもいると思いますが
どうすれば育休を取得できるか
どのくらいの期間休めるか
育休中のお金はどれくらいもらえるか
などの情報がまだまだ世の中に浸透していない点もあります
簡単にまとめますので、検討中の方に役立てばと思います
男だったら誰でも育休取れるの?
答えはNoです。取得するには条件があります…
○ 原則として1歳に満たない子を養育する男女労働者
〇 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
〇 子が1歳6か月に達する日までに、労働契約(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでない
など上記を満たせばOKでして、年齢による縛りはないため
パパが何歳のケースでも、育休を取ることは可能です
どのくらいの期間が取れるの?
原則は「1年間」です
ただ、2017年10月に改正され
最大で、2年間も取ることができるようになりました
2年取りたい場合は、子どもが1歳になるまでに
保育園の入園に落ちて不承諾通知書を手に入れるという条件があります
【参考】育休を延長したい時どうすればいいの?徹底解説
要は「保育園に落ちたから、(証明書を提出して)育休を延長します」という事ですね
そんな面倒くさい申請方法にせず、最初から2年間育休を取れるようにすれば
待機児童数が減るのになあと私は思ったりします。。。
とはいえ、延長できるのはありがたい。
1歳で育休終了しちゃうと、ちょうどパパが仕事に行くのを悲しむ年頃で
泣く子を振り切って家を出ることに罪悪感のあるパパもいると思います
育休が2歳まで取れるとなると、大人にも子どもにも嬉しいですね
お金はいくらもらえるの?
これ、大事ですね。生活していかないといけないので。
結論、ちゃんともらえます。しかも、2種類もらえますので解説していきます
①育児休業給付金
ハローワークから支給されますが、申請などの面倒な手続きは会社の人事側でやってもらえるので特にすることはないと思います。市役所に行って口座指定の紙を提出するくらい。金額については↓
育休開始から半年までは3分の2
育休開始から半年以降は2分の1
額面で30万円の給料をもらっていた人は、15万円ということになりますね
しかも、所得税などを払う必要がないので、数万円分ちょっと得します(有り難い)
注意点は、2か月に1回、まとめて2か月分入ってくるということです。
家計が自転車操業(こぎつづけないと倒れちゃう)場合、育休はお勧めできないです。少なくとも数か月は耐えられるだけの貯金は最低限必要ということになります
口座残高を見ながら要相談ですね
ちょっと快感なのが、2か月分まとめて入ってくると普段の給料よりも多い額になりますから「昇給した感」を味わうこともできたりします(実際には1円も上がってないw)
②児童手当
市町村からもらえます。全国どの場所に住んでいても同じです
支給対象児童 1人あたり月額
0歳~3歳未満 15,000円(一律)
3歳~小学校修了前 10,000円
(第3子以降は15,000円)
中学生 10,000円(一律)
(例)3歳未満の子が2人いる場合→月当たり3万円がもらえますね
おむつやミルク代がかかる中で、これは助かる
しかも、3人目以降は増額ということで、国の少子化対策感がすごいですね。。
結論:今後は取得率も伸びてくる
働き方改革が徐々にですが、世に広まっていっているように
男性による育休も今後は当たり前になっていくと信じています
実は会社にとっても社員に育休を取らせてあげるメリットがあるので
会社側から「ぜひ育休を取ってください」という世の中になっていくと思います
妊娠期間中の女性は自らの栄養や、産後の子ども系アイテムを調べるので忙しいと
思うので、旦那さんが育休の知識を持っているといざというときに心強いと思います
男目線でこれからもわかりやすく解説していきたいと思います!よろしくお願いします
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