永遠でいられるのは、柔軟性があるから
皆さん〜 こんにちは!おさないです。
一番良く寄せられるアーユルヴェーダの質問は、『OOOはドーシャ的にはどういう作用がありますか?』というような質問です。
どうですか、皆さん〜 同じような質問ありませんか?
古代のアーユルヴェーダの聖者たちは、「瞑想的な目」で宇宙や自然を観察し、生命の原理を学びました。
聖者たちは、ブッダ(覚醒された者)なので、サットヴァの心で得た、研ぎ澄まされたブッディ(知性)により、人間が人生の中で接触するものや事象を理解しそれを後世の人たちに伝えようとしました。
このハーブはどのドーシャが鎮静するとか、ヴィーリャは冷性・温性であるとか、どういうグナ(属質)なのか、こういう判断はアーユルヴェーダの聖者が宇宙を観察して得たものです。
私たちの多くは覚醒途中にあるので、なかなか瞑想的な目でもって、本質レベルで物事を理解するのが難しいと思います。
本や古典書に載っていない物事に遭遇した場合に、アーユルヴェーダ的な視点でどうやって理解したらいいのか?
宇宙の全ての物資は5大元素で分析可能です。
まずは、知りたい物質を5大元素で分析してみましょう。
水分が多い物質であれば、水の元素が多いですね。
硬い、重い、ずっしり感がある、存在感がある、こういったものであれば土の元素が多いです。
ふわふわ、スカスカ、軽いし、味が無いものであれば、空間の元素。
動きがあり、不安定で、苦い味、軽さがあれば、空気の元素。
色彩豊かで、味も濃い、熱さを感じさせるものであれば、火の元素です。
全ての物質は、5大元素全てで構成さていますが、割合が物質によって様々です。
どの5大元素の特徴が顕著なのか、見てください。すると、その物質の元素の割合がわかります。
元素の割合がわかれば、おのずとグナ(属質)やドーシャへの影響が分かりますね。
例えば、水と土の元素の割合が多いものであれば、
グナ(属質):重い(グル)、油っぽくしっとり(スネーハナ)、滑らか(シュラクシュナ)
ドーシャへの効果は、カファを増加させるものになります。
これはあくまでも、一例ですが、こんな感じでアーユルヴェーダ的に物質を分析します。
アーユルヴェーダ的な視点、分析力、応用力を高めるには、ひたすらこういう練習をすることです。
応用力が高まると、どこに行っても、アーユルヴェーダの食材やハーブがなくても、インドの気候や文化の圏外でも、柔軟にアーユルヴェーダを実践できるようになります。
アーユルヴェーダが、『アナーディ(始まりも無く) アナンタ(終わりも無い)』
つまり永遠でいられるのは、柔軟性があるからだと思います。
そして、以前の配信でも説明したように、永遠のものは、魂が喜ぶものです。
多くの人がアーユルヴェーダに少し触れて、その虜になってしまうのは、アーユルヴェーダは魂レベルで満足できる科学だからです。アーユルヴェーダは、人間を魂レベルの自分(自分の本質)に気づかせて、本質的な幸福に導いてくれます。そして人間の魂はそのことを知っているのです。
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