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はじまりの記録

夫の死から10年目となる今年。

この10年の間、私はひたすらに突っ走ってきました。

これまで考えもしなかった看護師免許を取得するため、錆びついた脳に鞭打って受験勉強。

そして3年間の看護学校生活を経て、急性期の総合病院へ就職。

看護師として5年目を迎えた今年の春、次第にコロナが猛威を増し、私も自分自身と、そして娘との関係性等と向き合うことに。

そして夏、私は退職という道を選びました。

大切な人を失う痛みを知る者として、誰かの力になりたい気持ちがあったからこそ、看護師を目指して頑張ってこれたことは事実。

でもその奥には、もはや誰に対してなのか、何に対してなのかも分からない意地みたいなものが渦巻いていて、私はそれを原動力にするしかなかったのだと気付きました。

私は負けたくなかった。

可哀想だと思われたくなかったし、娘に不自由な思いだけはさせたくなかった。

立ち止まることはできなかった。

でも10年という節目を迎えて、やっと私は自分自身に許された気がしました。

立ち止まっていいんだと。

もっとゆっくり、自由に生きていいんだと。

夫からは最初から許されていたというのに。


私の人生大きく変わりはじめました。

20代の頃、そのときにも何かに導かれるように入ったリラクゼーションやヒーリングの道。

今、私はアーユルヴェーダに出会い、再び導かれて歩き出しました。

あるがままに。

魂の望むままに。

2020.12.16 アメブロより

このブログを書いたのはおよそ4年前。
その頃からアーユルヴェーダを学ぶとともに、サロンオープンの準備を並行し、2021年9月1日オープンに至りました。

そしてこの9月におかげさまで3周年を迎えることができました。

オープンからの3年間は、看護学校時代での3年間や看護師としての最初の3年間とはまったく別物で。

もちろんひとりで運営していく大変さはあるけれど、毎日楽しく幸せで、何より来てくださる皆さんからたくさんの愛をいただいて、満ち足りた時間でした。

本当にお一人お一人に感謝しかありません!
いつもありがとうございます。


当初ブログはアメブロを使用していましたが、ここ2年ほど休眠状態…。
この度noteに場を移して、また再開しようと思います。

どうぞよろしくお願いします。



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