PTA
PTAの役員をしている。
実は2回目の役員だが、
今回は組織の根幹に所属している。
もともとPTAに興味があったわけではなく
1回目の時は、低学年のうちに1回やっておこうと、1番"好きなこと"に近かったものをした。
だけど、子どもの小学校生活があと2年だと
なった時、何となくではあるが、
なかなか見えてこない部分を知りにいくのも
大事かもしれないと、ふと思った。
自分の出身校である事も理由のひとつ。
通っていた小学校での6年間の記憶は断片でしかなく、きっと色々あったけれど、それでも
ありがたいと思える記憶がたくさんだった。
思い返すと、
1.2年の社会科の先生は、持久走が大好きで、私たちも朝走った。
社会の授業は、時に家庭科になり
スーパーへホットケーキの材料を買いに行き、生焼けなのかどうなのか?のホットケーキも作った。
出張土産の栃の実煎餅の美味しさは忘れない。
3.4年は体育の先生で、1.2年の土台があったのか、短距離も長距離も急に速くなった。
運動が得意になりだした。
好きなことが似ている友達と出会えて
好きなことが評価され出したのもこの頃から。
5.6年は家庭科の先生で、多分1番叱られた。
今でもあの場所で叱られたことを憶えている。
だけど、家庭科の先生になりたいと本気で思っていた。
選手リレーや応援団もするようになっていた。
研究授業がたくさんあったり、
何となく不思議な感じのある学校ではあったけれど、おとなしかった自分の見えていなかった可能性を引き出してもらえたことに、とても感謝している。
そんな想いがあって、
親という立ち場で、何かできることがあればと思うようになっていった。
ちなみに、私と同じように
子どもも自分の母校に通っているという人が多いと聞くし、
実際、この方遠い昔どこかで、、、という方に
たまに、いや、まちまち出会う。
そういった特色はある学校かもしれない。
さて、PTAがよくいう、"子どもたちのために"
"子どもたちのために"の本当の意味ってなんだろう。
少なくとも、自己犠牲の上に成り立つものではないと思っていたし、
良かれと思ってお節介しすぎるのも違うんだろうなと考えていた。
なんだろうなーなんだろうなー
この"子どもたちのために"という
言葉自体に違和感はあるんだけど。
"より良い環境を整え続ける"
子どもにとっても保護者にとっても先生方にとっても。
そういう活動になればと思う。
言うのは簡単だけど、やるのは難しい。
だけど、綺麗事ではあるけれど
みんなが良いな!と思えるかたちを
見ていくことと
つくっていく努力を続けていきたいと思って
試行錯誤活動している。
結果も少しずつ出ているし
改善点も出ている
動かしているからこそ出ている。
意識して動いていけば、必ず目指すところへ
近づけていけると思うので、
これからも、目的を見失わずにすすめていく。
ただ、たまにゲッソリしちゃうから
ゲッソリしない仕組みにできるよう
今から見極めて実践していく。
これ、今後もかなり大事なポイントになると思う。
PTAの存在については、いろんな意見がある。
私も自分なりの意見がある。
それぞれの正義があるので、正解はないと思うけど、学校や環境の特性などを見ながらも
皆がやりやすい流れを構築していけたら
良いなと、最後にも理想を語り、とりあえず終わる。