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就活のときに聞きたかったテレビ制作会社の仕事内容とキャリアアップの流れ(ざっくり)

こんにちは!今回は、とある日の雑談をもとに、就活のときに知りたかったなぁと思ったことを書いていこうと思います。
実際に制作会社で働いている方に聞いたら、イメージが少し違いました🙌

<筆者情報>
・現在、地方に拠点がある制作会社(本社は東京)で週数回 編集のお手伝いをしています
・体力少なめの30代
・遠い昔にテレビ番組制作の専門学校を卒業し、その後はずっと一般の会社で働いていました


専門学校の記憶はほとんどありませんが、当時なにかの授業でテレビ業界へは「最高のパシリになれ」と送り出された記憶しかないです。笑

とある日の雑談(たのしい時間!)をnoteにしただけなので、内容はざっくりです← 



■仕事内容

まず、テレビ番組制作は大きく分けて「演出」と「制作」の2つに分けられるとのこと。


【それぞれの役割】

プロデューサー
 全体統括。クオリティーコントロール

ディレクター
 制作もするけど、演出の比重が大きい

アシスタントディレクター
 制作。アポ取りや取材、スケジュール作成、撮影準備など。

技術系
 都会は細分化されていて、例えば編集者、カメラマン、テロップを作る人(!)もいるらしい


身に付くチカラ

話を聞いていると、AD時代に色々なチカラが身に付くんだなぁと思いました。

たとえば、
・スケジュール作成や現場では
 →臨機応変な対応や段取り力
・アポ取り、取材では
 →対人力や取材力など

どこへ行っても役立つポータブルスキル満載ですね!(みんな最初から完璧にできる人はいませんから、徐々に身に付ければよいと思われます)


こぼれ話

一人前のディレクターになるためのAD制度。
場を仕切れるADさんがいるとディレクターは演出に集中できて助かるらしい。


ADさんてコキ使われて怒られてというイメージだったけど(どんなイメージ笑)、そんな風に思ってくれるディレクターさんにつけたらいいですよね。


いまも「助かりました」とか「ありがとうございます」とよく言ってくださるので、うれしくっていつも意欲的に取り組めています。言葉にしてもらえるとうれしいし、もっと成長する🔥とやる気になりますよね。

みんなの力を合わせて、1つのものをつくり、楽しんでもらえるってとてもいい!

地方テレビの取り組みを聞きつけてNHKが取材に!住民スタッフのみんなと




■キャリアアップの流れ

ここが1番知りたかったなぁと思ったとこ。
大体は5~6年ADを経て、ディレクターになるとのこと。
(経験値にもよる。地方だともっと早いかも!)

ADの道のりって相当長くて大変なイメージだったけど、成長に合わせてステップを踏んでいけるんですね!


■どんな人たち?

イメージ的に、体育会系出身の屈強な男性(くまさん🐻のような)ばかりと思いきや、本社からたまに助っ人でやってくる若者たちはスタイリッシュな男性やオシャレな痩せ型の女性もいました。

(※くまさんは私の勝手なイメージです)


スタッフさん方もムキムキとかでもなく一般的な感じです。笑
みんなテレビやつくることが好きなんだろうなぁ!と。共通点や目指すもの・方向性が同じってよい。

そこには「(視聴者目線の)面白い番組を作るんだ!!!」という強い意志が感じられます。

ベテランさんでも、「常にどうしたら面白くなるか」を考えて取り組まれていて、そこには一般企業にたまにある”とにかくその場をやり過ごせればいい”みたいな停滞感はない。

型通りに当てはめるのではなく、1つ1つ丹精込めた仕上がり。それはもう、視聴者のことを徹底的に考えて作られた作品である。←誰


テレビはみんなでつくるもの

1人の人間の感性や創作力には限界がある。そこに、みんなのアイディアを寄せ集めてより良いものを作る。
私なんぞにも「もっとクリエイティブを発揮していいですよ」と言ってくださいます🥹(採用されるかは別として笑)

チームの力を合わせて”視聴者が面白いもの”をつくるのだ。というイメージを持っています。


コミュニケーション風土

専門学校時代にも思ったけど、パッと集まった人とすぐに打ち解けて楽しく話す風土もよいです。
アイディアとかもすごく話しやすい!!

雑談の中からアイディアや企画が決まったりということも。


制作話がおもしろい

編集意図や制作の裏側の話聞けるのも楽しいです。
「そうなってるんだ」とか「そういう意図が!?✨」「奥ぶかー!!!」と感動すること多々。

もしかしたら地域の人から見たら、カメラで撮影する人にしか見えてないかもしれませんが、とってもクリエイティブなことをされているんだ!と驚きます👀✨


最後に

「私が大切にしたいことは何だろう」
働き方に関してはいくつになっても悩みは出てきますが、いかがでしたでしょうか。

制作のお仕事はたしかに大変な部分も見受けられます。(どんな仕事も大変な部分ある)しかし、それを超える楽しさややりがい、生きがいが大きいんだろうなぁと感じました。(地方もおすすめです)

わたしは完全な中の人ではないので、また少し違うことはあるかと思いますので、参考程度に読んでくださいね。
※今回の内容は、会社によるとのことです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
すてきなご縁がありますように!



▼参照制作会社



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