感性と知性
ちょっとだけ哲学したくなりまして、記事にしてみました。
私の子供の頃からの重要なテーマで、子育てする上でも大事にしているのがこの2つのバランスです。
知性は言わずもがな、読書や学校教育や塾を始めとする課外における授業や講義から知識や教養を吸収することで習得します。
これは、現代では重要視されているためそれを学ぶ環境は整っているように思います。
一方の感性…
感性ってなんだと思いますか?
ちょっと調べてみました。
感性とは、ある物事にや事象に対して深く感じ取った内容を自分らしく表現する力。
また、人との関わりを円滑にしたり芸術的な才能を開花させたりする際に必要な力といえる。
と、書かれていました。
深く感じとり、自分らしく表現する
得意な人もいれば苦手な人もいそうな感じはしますね。
そもそも感性を磨くという言葉はたまに耳にしますが、感性を磨くことで人生に何か影響があるのでしょうか?
私自身は感性を磨くほどのものではないかも知れませんが、芸術や音楽は身近なものとして楽しんでいます。
私において人生は真っ白なキャンバスだと思っていて、白いキャンパスに何を描こうと夢想し、どんな絵の具やツールがあるかを学ぶのが幼少期と少年期。次に徐々に鉛筆で下絵を描き始め、何なら既に彩色も始めちゃうのが思春期から青年期。
絵は完成間近、いや、もう描き直せないとは思いつつ、ぶち壊すだけなら簡単に出来てしまうのが中年期や老年期。まぁ、絵を完成させようが、させまいが最期はやってくるんですが…
因みに絵は下絵→線画→彩色
の手順で描き上げるのが一般的だったですが、
線画や輪郭を伴う部分は人生における基盤(知識、職業、倫理、経済といった知性や社会性)
彩色を担う部分(愛、精神、哲学と言った感性や精神性)
の2つが良い感じに混ざり合うのが人生かななんて考えています。そして、何か自分らしさの爪痕みたいなものが今の時代にわずかでも遺せたら幸せかな?なんて私は夢想してた小学生時代でした。
それもあってか、子供の頃は歴史とか偉人伝が大好きでした。
まだ深く考える暇もない幼い頃に、自分の人生がどうなるかそんなことを度々考えていた日々は今でもたまに懐かしいです。
そんな私の今の人生に影響を与えくれた映画。
最後に、そちらを紹介して今回は終わらせようと思います。
それが『魔女の宅急便』です。
13歳の魔法使いの女の子が違う町で自分で生計を立てて暮らす。キャラクターにもストーリーにもシンプルでありながら愛着の湧く作品で、ジブリシリーズでもかなり人気は高い方だと思います。
キキもジジもオソノさんも、あの坊やや画家のお姉さん…みんな大好きでした。
キキも最初から上手くいくことばかりじゃないけど、周囲の人に支えながら成長していく感じと思春期特有の甘酸っぱい出来事の数々。
あの物語で、私も自分の知らない町で生きてみたいと思うようになり、将来は地元を離れて暮らすことを夢見ました。
で…
今は実際そうしております。
似たような方、実はいらっしゃったりしますかね?
じゃあ、今日はこの辺りで…おしまいです。