返信率を上げる!プロダクトデザイナーへのスカウトメッセージを考察した話
こんにちは!プロダクトデザイナーの三澤です🕺
カミナシのデザインチームでは、今よりもっと強大なチームにするために、日々採用スカウトを行っています。
今回はそのスカウトでよりカミナシにマッチしたデザイナーの方と出会うことができるように、スカウトメッセージを改善した話を紹介します!
スカウトメッセージを改善する上で重点的に伝えた3つのポイント
早速ですが、スカウトの返信率を上げるために改善した3つのポイントを紹介します。
惹かれたポイントだけではなく、候補者の方にとってカミナシで働くメリットを伝える
候補者の方のプロダクトデザイナーとしてのタイプを把握し、それぞれのタイプで強みにフォーカスして具体的に伝える
長すぎる文にならないよう、簡潔に伝える
ということで、この3つの改善点をそれぞれご紹介していきます!
1.カミナシで働くメリットを伝える
最初は下記のようなスカウトメッセージを送っていました。
このメッセージは候補者の方のプロフィールやポートフォリオを拝見して、魅力を感じた部分を前面にした文にしていました。
しかし、上記のようなメッセージだと惹かれているポイントをただ伝えただけになっており、なかなか返信をいただくことはできませんでした。
そのため、惹かれたポイントをもとに送付相手にとってカミナシにはどのようなメリットがあるのかを伝えるようにしました。
具体的には以下のようなメッセージです。
上記のように、候補者の方の魅力に対してカミナシにはどんなメリットがあるかを意識してスカウトメッセージを改善しました。
こうすることで、より候補者の方に自社のメリットが伝わりやすくなったと分析しています。
2. 候補者の方のプロダクトデザイナーとしてのタイプを把握し、強みにフォーカスして具体的に伝える
次に、候補者の方のプロダクトデザイナーとしてのタイプを分析した上でスカウトをお送りする、という改善内容に関してご紹介します。
早速ですが、プロダクトデザイナーには下記のようなタイプがあるのではと分析しています。
① 分析から体験設計も一緒に行えるプロダクトデザイナー
② フロントエンドの知識が豊富で、実装までできてしまうプロダクトデザイナー
③ DTPやバナー制作など、コミュニケーションデザインもできるプロダクトデザイナー
この3タイプそれぞれに対して、下記のように強みを発揮いただけると考えています。
①の方には…
現場ドリブンをバリューとしている組織なので、お客様と近い距離感で体験の分析をした上で提案・デザインできる
②の方には…
デザインシステムの構築や機能改善などにおいて、実装知識を取り入れた上での提案できる
③の方には…
プロダクトデザイナーでも自社ノベルティやDTP系のデザインを担当することができるので、カミナシ全体のデザインを引っ張っていくことができる
上記のことを候補者の方にスカウトメッセージを通してお伝えすることで、カミナシで働く際のことをイメージしていただきやすくなると思っています。
3.簡潔に伝えたいことをまとめる
初期の方にお送りしていたスカウトメッセージは
など、伝えたいことをそのまま文章にしていました。
ただ、これではなかなか候補者の方も読む気になれず、何が良いのかがわからなくなってしまいます。
そのため、スカウトメッセージで絶対にお伝えしたいことに絞って書き換えました。
カミナシでは、1. 2. で記載した通り
に加えて、
の3点に絞りました。
カミナシのデザインチームへの理解が少しでも深まるように、スカウトメッセージに価値観を記載するように心がけました。
このように伝えたいことを絞ることで長々した冗長な文章にならず、候補者の方に伝わるのではないかと考えています。
まとめ
上記の通り候補者の方によりカミナシの魅力が伝わるようにスカウトメッセージを改善したことで、改善前は返信率20%に満たなかったのですが、改善後は40%程度を保てるようになりました!
スカウトメッセージは候補者の方にカミナシの魅力を的確にお伝えし、興味を持っていただける重要なコンテンツだと思っています。これからもカミナシのデザインチームがより強大な組織になるよう、スカウトメッセージもリデザインしていきたいと思っております!
もしよかったら、スキを押していただけるととても嬉しいです🏃♂️
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