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デザインの意図を届ける”生産者カード”で、社内の誰もがデザイン意図を語れる環境を作った話
こんにちは!カミナシのデザイナーの三澤です!
今回は今年の2月ごろからデザインチームで運用をしている「生産者カード」という企画についてご紹介します!
何のために始めたの?
まずは生産者カードがどんな目的でどのように運用されているものかをご説明します!
目的としては「社内の誰もが、リリースされた機能のデザイン意図について語れる状態を作る」というものです。
今までお客様と接するCSやSalesの方々がプロダクトのデザイン意図を把握する術がほぼなく、お客様に対してもデザインの価値を訴求しづらい状態にあったことが経緯です。また、新しく機能がリリースされても何を目的にどんな部分が変わったのか、などが把握しづらいことも課題の一つとしてありました。
💡ちなみに…
「生産者カード」という名前は、道の駅などにあるような「私が作りました!」というメッセージと共に生産者の顔が見えている野菜って買いたくなるよね?というところから来ています🧑🌾
どんなことしているの?
それではここからは実際にどのようなものを社内に発信しているかをご紹介します!
実際に使っている生産者カードのフォーマットと各所の説明がこちらになります。
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1枚の画像の中に新機能などのデザインを貼り付け、重要であるポイントにデザイン意図を記載します。デザイン内の該当箇所に対して意図をするため、より意図が伝わりやすくなります。
また右上に担当デザイナーの写真とslackの@ネームを記載することで、社内のメンバーからデザインに対する質問などがある時などにすぐにコミュニケーションが取れるようにしています。
大まかなデザインのタイトルもつけており、デザインの主テーマが何かを把握できるようにもしています。
実際にこの生産者カードを全社に向けて公開する時には下記のようにしています。
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Slackにて実際に作成した生産者カードを貼り付けつつ、プロダクト内にどんな機能のデザインをリリースしたのか・デザインで解決する課題は何か・どんな体験を叶えるのか・対象ユーザーはどんな人物かなどを記載します。
やってみた結果どうだった?
次にこの生産者カードで社内からどんな反応があったかをご紹介します!
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実際にいただいた社内の意見を抜粋していますが、生産者(デザイナー)の顔が見えることの価値を感じていただいていたり、デザイン意図を把握する一手段として評価いただいています!
またプロダクトデザインの担当デザイナーが変わってしまった場合でもこの生産者カードがあればデザイン意図をいつでも確認できるので、毎回昔の担当者に確認しなくても意図を把握することが可能です。
まとめ
今回はカミナシのデザインチームで運用をしている「生産者カード」という企画についてご紹介しました!
社内の誰もがデザイン意図を語れる環境を作ることで、より顧客に価値を届けやすくして行きたいと思っています。
カミナシのデザインチームが気になった方はぜひカジュアル面談をしましょう〜!