娘が「バレリーナになりたい」と言った時にシングルマザーの私が最初にやったこと
ようこそ!
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そちらも合わせて
お楽しみください😊
まさか娘が「バレエを習いたい」と
言い出すとは思わなかった…
というか、
子どもの習い事に対して
積極的になれる余裕のない
シングルマザーの我が家。
この環境の中で突如始まった
バレエへのはじめの一歩を、
どのように受け止めていったかについて、
まず最初に考えたことや
実践したことについてお話します。
図書館通い
今から18年前の話なので、
まだLINEも浸透していないし
ネットでなんでも調べられる時代ではなかったので、
情報収集といったら図書館一択でした(笑)
幸い、家の真向かいが図書館という好立地でしたので、
とにかく本を読み漁りました。
覚えているだけ書き出してみましたが、
この時はバレエにメソッドがあることすら
知らなかったので、
手あたり次第読んでみた、
という感じでした。
中でも、木村公香さんの「バレエを習うということ」
という本には感銘を受けました。
娘がバレエを習うと決めたからには、
簡単には諦めないことが大事という
著者の言葉が潜在意識に刷り込まれた気がします。
訳が分からないからこそ
素直に情報を受け取ることも、
時には必要かもしれません。
検索ワードは・・・?
もちろん、
今は当然のごとくネットでの情報収集が主流です。
そして、発信されている情報は、
良くも悪くも様々です。
バレエを習うメリットとデメリット、
バレエママというワード、
バレエにかかる費用、
バレエを習ってもプロになれない…等々、
ネットで検索してみると
本当に様々な情報に出会います。
右も左もわからない、
娘のバレエという習い事の世界に
足を踏み入れようとしている時、
とことん頼ってしまうのは
ネットです。
しかし、情報量に振り回されないように、
ある程度は
自分で条件などを考えておきましょう。
私の場合、
譲れないものは
この時点ではこの3つでした。
まず、場所は送迎の都合上、
家の近くが一番です。
交通費はかけたくありませんし、
子どもにも負担が少ないです。
また、費用の相場も把握しておくことや
レッスン日は必ず送迎できる日、という条件で
調べていきました。
シングル家庭というのは、
基本的に用事を一人でこなせるか、
が最低条件になってきます。
そこで無理したりよその家庭との比較から入ってしまうと
あとあときつくなるのは自分なので、
くれぐれも最初の入口は、
無理をしない事を条件に
教室を選ぶことが大事ですね。
欲を言えばこの時、
コンクール実績や先生の経歴も調べたうえで
入会の検討ができたらよかった気もしますが、
はじめの一歩では
そこまで気にすることはできませんでした💦
そもそも、
娘がどれくらいバレエが続くのかなんて
予想もできない時ですしね!
個人経営のお教室
さて、そんなこんなで
入会を決めたのは、
自転車で10分くらいのところにあるお教室でした。
「○○バレエ教室」という看板を掲げており、
先生のご自宅兼お教室というところでした。
体験では、
柔軟体操、バーレッスン、センターレッスン…と
幼児クラスでもしっかりした内容で
わかりやすい指導だったのと、
10人ほどの生徒に対し
助手のお姉さん先生もいらっしゃって、
手厚い印象でした。
何より、狭いながらも
バレエスタジオ然の風格がありました。
壁一面の大きな鏡と
コの字に取り付けられたバーは、
身長によって使いやすいように
二段になってました。
この地域ではすでに
何年も教室運営されていて
名の通った教室だったようで、
体験の時にお会いした先輩ママさん達の
口コミも参考にしたところ、
概ね良い印象を受けました。
(まぁ、悪いことなんて言わないですよね💦)
幼児クラスは土曜日のみなので
送迎できる日だったことと、
費用は月謝6000円、入会金はキャンペーンで無料だった
ということもあり、
私が最初に掲げていた条件と
ほぼ一致していました。
ちなみに、発表会についても必ず確認しましょう!
毎年なのか1年おきなのか、
希望制なのか強制参加なのか、
なども確認しないとわかりません。
ただ、バレエを習い始めたら、
発表会は避けて通れない気がします。
娘が可愛い衣装を着て舞台で踊る姿は、
病みつきになること必至です。
その覚悟はしておきましょう(笑)
必要なものを揃える
入会を決めたら、
レッスンに必要なものを買いそろえます。
最低限この3つです。
バレエ用の下着やかわいいレッスンバッグも
すぐに欲しいと思いがちですが、
まぁ最初はなくても困りません。
必要なものを揃えるという点でいうと、
この教室の特に良かったポイントがあって、
なんとリサイクルを行っていたんです。
教室のお姉さんたちが、
サイズアウトしたレオタードやシューズを寄付していて、
貸出してくださいました。
しかも、ボロボロな状態のものではなく、
とてもかわいくて状態の綺麗なものでしたし、
最初はどんなものを買ったらいいかわからないので、
むやみに高いものを買うことなく
助かりました😅
そして、
子ども服と同じで
すぐに成長して着れなくなるものなので、
レオタードは中古品で買っていました。
今はメルカリがありますが、
この当時ではヤフオクを利用していました。
シニョン作り
新米バレエママにとって、
これまた難関なのはシニョン作りではないでしょうか。
シニョンとは、
髪をお団子のようにひとつにまとめたスタイルのことで、
バレエっ子は必ずこの髪型にして
レッスンを受けます。
髪をシニョンにするのも、
慣れるまでは大変な作業です。
今は
YouTubeで丁寧に解説してくれているので
わかりやすいですね!
大きくなると、
こうやって自分でやるのですから
大したものです。
レッスン見学でママも楽しんじゃおう
幼児クラスの間は、
保護者の見学が出来る教室が
良いと思います。
子どもの気が散って良くないという面もありますが、
頑張る我が子の姿を見ることで、
「シングルマザーでもちゃんと娘の夢を叶えているんだわ」
なんていう
自己満足と謎の勇気が湧いてきます(笑)
楽しい時間の共有という点でも、
良いのではないでしょうか。
スキップさえもできなかった子が
「バレリーナになりたい」という
夢の入り口に立った時のことは、
何年たっても
親の脳裏に焼き付いているものです。
バレリーナへの長い道のりが始まった頃の話は、
各家庭それぞれに
素敵な物語が生まれることでしょうね。
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