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【ロシアバレエ留学】コンクールかオーディションか??正しい方法とは?

ようこそ!
ここは【バレエママ】maruちゃんのお部屋です。

ロシアとバレエに興味がある人に向けて
あったらいいな💡と思う情報を
メンバーシップで発信しています!

是非
メンバーシップにも
ご参加くださいね!
お待ちしています。

また、
一般的なバレエ情報については
無料で公開していきますので

そちらも合わせて
お楽しみください😊


「ロシアにバレエ留学したい」と
決意した段階でできることは
今のお教室で留学が目指せるのかを考えます。

教室によっては、
出場するコンクールを
生徒自身が選べるのかわからないので、
確認しないといけません。

どういうことかと言うと
留学のきっかけをコンクールで得たいのならば、

ロシアのバレエ学校への留学許可
(もしくはサマー)
という
スカラシップがあるコンクール
出場したいですよね。

そしてできれば、
留学前には
ロシアのバレエスタイルを学んでおくほうが
有利です。

お教室のメソッドについては
確認しておいた方がいいでしょう。

留学してレッスンを理解するには
ある程度
ワガノワメソッドを学んでおくことは
大事だと言えます。


留学方法【コンクール】

コンクールでいただく副賞の中には
「短期研修」や「サマー」がありますね。

初めてロシアに行く場合、
このワンクッションをいただけると、

短期間でのロシア体験を通じて、
この先の長期留学への見通しを立てることが
できます。

・短期研修

我が家の場合、
ロシアへの最初の入り口
「短期研修」を頂いたことがきっかけでした。

費用は往復の飛行機代
約2週間の滞在費
研修費併せて30万円ほどでした。

内容は、
現地のバレエ団員と一緒に
レッスンに参加させてもらいながら、

ひとつの作品を練習したり、
本場の劇場でバレエ鑑賞もできました。

街の散策でロシアの生活にも触れ、
2週間という絶妙な期間で帰国なので、

本人は「楽しかった、絶対また行きたい」と、
ある意味魔法にかかる経験になるのです。

娘は、思春期真っただ中でのロシア研修でしたので
これでぐっとモチベーションが上がりました。

・年間許可

日本のお教室で
ある程度ロシア式のレッスンが理解できていると
コンクールでの受賞も
前向きにとらえることができますね。

この日を見越して
ロシア語のレッスンを受けていたり
準備万端でロシアバレエ留学に臨める人も
いるかもしれません。

ただ、
コンクールで年間を出している
メジャーな学校は

「日本人クラス」または
「留学生クラス」があります。

その環境の捉え方次第で
留学生活の明暗が分かれるかな、と
これまでの経験上
懸念すべきところです。

詳しくは
こちらに書きましたので
是非読んでみてくださいね。

※期間限定で割引しています!


留学方法【オーディション】

オーディションでの留学を考える場合、
ロシアバレエ留学に特化したエージェント
の助けは必要と言えます。

ネット検索すれば必ずヒットしますが、
そもそも選択肢が少ないので

他社との競合がなく、
費用が割高なことが難点ですが、

必要な仕事はしっかり請け負ってくれますので
信頼してお任せすることができます。

エージェントが、
ロシアの国立バレエ学校で紹介しているのは

・ボリショイ
・ワガノワ
・ノヴォシビルスク
・ペルミ

耳タコですね(笑)

といった有名な学校がメインです。

日本人や他国の留学生もたくさんいて、
大きな規模の学校が
やはり斡旋しやすいのかもしれません。

受け入れる学校側も、
留学生の対応に慣れていると思いますので、
双方にとってメリットのあることなのでしょう。

・留学する学校を決める

ここで、留学先の選択は重要です。

同じロシア国内であっても
待遇面や自由度(寮生活の規則)も
全然違うので、
よく話し合って決めてほしいと思います。

親の視点と子どもの視点
だいぶ違うと思います。

頑張るのは子どもなので、
子どもの意見をまずは尊重してほしいと思います。

もし、留学先が合わなければ
途中で留学先の変更もできますが、

最初は諸条件含め情報収集して
よく確認しましょうね!

環境が合わなかったことが原因で、
バレエそのものを辞めてしまう結果になっては
悲しいですからね…

確認事項としては、

・留学費用(学費、寮費)
・都市部なのか地方なのか(直行便がないと乗り継ぎの飛行機代がかかります)←地味に大事です
・英語でも通じるのか、完全にロシア語のみの生活なのか
・寮母さんがどこまで世話してくれるのか(小さい年齢での留学はここが重要です)
・メソッド(ロシアの学校といっても教師によってスタイルは様々です)

ググるだけではなかなか実態がつかめないのがロシア💦

といったところでしょうか。

バレエ=生活になってくるので、
厳しいことは理解しつつも

少しでもお子さんが安心して生活でき、親御さんが納得できる環境
というものを考えてみてください。

辛口エージェント情報は
こちらをご参照ください。

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・エージェントの仕事とは

さて、行きたい学校を決めると、
願書の提出オーディション用ビデオ撮影など、
すべてエージェントが
請け負ってくれます。

親は、撮影用のスタジオの予約
代金の支払いなどをするのみ。

後は、エージェントのバレエ教師が
バーとセンターのレッスンをして、
バリエーションを撮影…

といった流れで
合格に導くように指導してくださいますので、
その間は親はただ待つのみとなります(笑)

撮影スタジオは、
関東近県にお住いの場合、
新宿村になることが多いかもしれません。

オーディション用の撮影内容は、

・バーレッスン
・センターレッスン
・バリエーション2曲

所要時間は3時間ほどでした

といったところです。

バーとセンターは、
エージェントが振り付けをしたものを撮影します。

そして願書とともに
動画を学校に送信してくれますので、
あとは黙ってひたすら学校からの返事を待ちます

結果が届くまで遅くても1ヶ月程度です。

我が家は
12月の願書提出で、
結果が届いたのは2月下旬頃でした。

入学許可が出たことを
エージェントからのメールで受け取り、
あとは指示されるままに書類の準備に入ります。

必要書類の中で、
中学校の成績表というのがあり、
不登校の我が家にとっては
ドキドキしたものでした。

学校に行けなかった中2~中3の成績を
どう説明したのか
エージェント任せですのでわかりませんが、
成績表と卒業証明書が必要でした。

また、アポスティーユを取得するために
公証役場に行ったり、
ハーグ条約のために
保護者の承諾書提出もありました。

これらの書類は、
主に16歳未満の子どもが海外に一人で行くことを許可するための
国際的な公文書です。

提出する書類の
ロシア語翻訳もすべてエージェントがやってくれますし、
外務省とのやり取り
エージェントです。

これは、おそらく個人でやりきるには
相当ハードルが高いのではないかと思います💦
(何しろロシア語ですし…)

できれば近道を!

そもそもの話ですが、
コンクールで
スカラシップを取れる実力があったとしても、
その学校が行きたい学校とは限りませんよね。

ロシアの国立バレエ学校ならどこでもいい、
もしくは行きたい学校のスカラをいただいたのなら、
喜んで送り出したいところです!

我が家の長女の場合でいうと、
コンクールでのスカラは考えず
(そもそも当時、行きたい学校のスカラはなかった)

行きたい学校から決めて行動を起こす、
という選択になりました。

すでに
行きたい学校が決まっているなら
それが近道だと思います。

そして、考えないといけないのは
留学のタイミングです。

・留学するのは何歳で?

中学卒業後か高校在学中、
または高校卒業後が
今までの一般的なタイミングでした。

ただ、昨今の低年齢化問題で
12~3歳から留学(年間)する子も
実際います。

これまで、ロシアの学校は
16歳からが一般的でした
やはり最近は

10代前半の才能あるお子さん
受け入れていますね。

この話の危惧するところについては
こちらをお読みください。

どの時期に留学をしたいのか、
そのための最善の方法というのは
その時にお子さんと一緒に考えるのがいいと思います。

まとめ

私が言えるのは
急がない、焦らないことです。

バレエ人生は短いと言いますが
その子の人生は長いんです。

慎重になりすぎても良くないですが
お子さんの本質とバレエ留学への覚悟
良く見抜いて判断して欲しいと思いますし、

何があっても
親としての立場を守って欲しいと願っています。

「子どもに負い目などひとつもありませんよ…」

こういう時こそ
親子の絆が大事だなって思います。

そんな話は
またの機会に…😊

最後に余談ですが
シングルマザーの私にとって

バレエ留学には
資金調達の方法が命綱でした!

ここはよく調べて
公的な制度も必ず利用しましょう~(笑)

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