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50代元保育士「地域おこし協力隊」でトラブルがあった話

こんにちは!
というか、お久しぶりの投稿になってしまいましたが
みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

台風もなんだか
あっという間に過ぎ去って
東京はぐんと涼しくなってきた今週…

もう明日から
9月なんですね!

そんな振り返りをするのも
思い出すのも腹立たしい、この1か月💦

怒涛の日々を
記録に残しておきます。

という前振りはこのくらいにして😉
なかなかnoteに来れなかった理由はこちら。

「地域おこし協力隊」に応募して
書類選考ののち
面接に向けて課題の提出があり
課題の作成と
地域の情報収集と
自己紹介の文章作成と
なんやかんや…

言い訳です。

今回の記事は
私が「地域おこし協力隊」に応募し

その中で起きた
トラブルについて

出来るだけ冷静に
記録していきます。

「地域おこし協力隊」って興味のある方も増えてきているようなので
参考になれば幸いです!


「採用します、でも住む家ないです」

そんなことってある?

まずタイトルにある
トラブルとは何だったのかについて
説明しますね。

・応募したのはどんな人?

今回感じた、
受け入れる自治体側に欠如している視点は
これだと思います。

そもそも、
「地域おこし協力隊」で
地方に赴任しようと思う人って

ほぼほぼ
住む家はない状態だと思うんです。

家族での移住で
空き家とか
家を買っちゃおうって人も
稀にいると思うけど。

もしくは
実家に住みますとかもあるかもですが…
稀だと思います。

私はご存知の通り単身者ですし
当然のことながら
縁もゆかりもない土地に

ただ
「地域おこし協力隊」のミッションに賛同したから
応募したわけです。

採用となれば
住む家も確保してもらうのはセットなわけです。

※ここまではある程度
「地域おこし協力隊」の概要を
どこかで仕入れて読んで下さいまし🙏

・順番が違うよ

応募→書類選考→面接課題提出→面接→採用
という流れは
どの自治体も同じだと思いますが

この最終段階の「採用」は
イコール「受け入れ態勢も整ってるよ」
の通知なはずです。

少なくとも
「地域おこし協力隊」での赴任は
採用となれば移住し、その土地に住むわけですから
「家」がないなんて
あり得ないこと…なはず。

もし私が一方的に
この認識を誤解しているというのであれば

実際の書類の解釈を
誰かしてください(笑)

心の声「住居の契約かぁ…良かった、無事に家も決まったんだ…」


心の声「住民票の異動ね。住所教えて~」


ちなみに
応募のファーストコンタクトでも

「我が家は犬と一緒の移住になります」
と伝えてあります。

その時点から
家を確保しとけよな、と言う話じゃないですよ!

その状況を踏まえたうえで
家探しが難航しているのも
十分承知していました。

なんなら
面接のときに最終確認として
「もし家が決まらなかったらどうしますか?」
と聞かれています。

私は
「その時は辞退します」
とはっきり意志を伝えています。

その理由としては、
10月に今住んでいるマンションの更新があるので
その都合もあり
9月中には引っ越したかったんです。

これは、
完全なる私の事情ですが
それもすべてお伝えしていたうえで
選考を行っていただきました。

なので、
家が見つからなかったら
そもそもご縁がなかったことととして
諦めるつもりでした。

そりゃ、その地域のミッションに参加したいと思ったからこそ
「地域おこし協力隊」に応募したので
残念ではあります…が。

・何の悪気も気遣いもないメールに唖然

この採用通知を見て
「よし、じゃあ不動産会社に連絡だ!」
となった私は

「今回の更新はしません、9月で退去します」
とメールを送りました。

賃貸にお住まいの方ならわかる通り
退去予告は
1か月前が鉄則です。

これから引っ越しもあるし
転出手続きもそのうちするし、ということで
ふと、新住所を聞こうと思い、メールしたんですよね。

その時の衝撃の返信がこれです。

犬の散歩中に受信…完全にフリーズ

え…ちょ…
待てよ、おい。

なんのこっちゃ?

もう頭の中はパニックです。

・私が一番問題だと思っていること

あのですね。

この方、面接時も同席していて
「地域おこし協力隊」の自治体の窓口の人なんですよ。

面接、聞いてましたよね?

「家が決まらなかったら辞退します」

忘れちゃったんですか?

私は、
あの採用通知を見て
今のマンションの退去予告をしました。

だけど実際は
9月に引っ越せる家は決まっていませんでした。

はい、私はどうなりますか?
考えなくてもわかりますよね…この状況。

だけど、
さらに、この町の担当者は
「家を決めないといけない期限はいつまでですか?」
と聞いてきました。

もう、頭を殴りたい衝動にかられましたよね…
完全にアウトな思考回路です。

あらためて説明するのも疲れます。

「もう辞退と言うことで…」と電話で伝えると

「1日だけ待って下さい!みんなで一生懸命探していますので!」

と言う謎の引き留めを食らいました。

小さい町で
1日駆けずり回ったとしても
ペットを飼える住宅が見つかるアテがあるわけないじゃん。

その後も、
もうわかりきっているけど
ダメダメな案を出してきて
結局、時間切れ。

幸か不幸か
8月の最終日は土曜日なので、
役所が動けるのは金曜まで…と言う設定での
「あと1日」でした。

まぁ、
他にも言いたいことは山ほどあるのですが

正直、
縁がなかった
で済む話です。

でも、
あのまま採用通知を信じ切って
家が決まってないことを9月に入ってから知ることになったらと思うと
恐ろしすぎます…

行くあてのないまま
次女とワンコとで
精神的な苦痛を味わっていたんでしょう。

その責任の所在も
きっとあやふやなままだったんだろうな。

そして、
そんな不信感しかない自治体に頼るしかなくなっていたら
人生の貴重な時間を棒に振っていたと
思います。

ちなみに、
田舎ならではなのかわかりませんが
たてわり行政なのを
肌で感じました。

「地域おこし協力隊」の窓口はAさん。
私が所属する担当部署はBさん。

このお2人の言い分、思惑が
それぞれで違っていて
やっぱり
こういう自治体に所属しなくて良かったんだ
思うことにしました。

「地域おこし協力隊」への応募を決めるまで

それでは、
気を取り直して
「地域おこし協力隊」への応募の経緯を
お話していきます。

以前、紹介したと思うのですが
こちらのサイトへの登録が
まず最初の入り口になりました。

このサイトは、
地域おこし協力隊だけではなく
地方で開催されるイベント(プロジェクト)の情報も
紹介されているので

興味をもったら
お試し移住体験なども
気軽に「ポチ」っとして参加できるのも
いいと思います。

まぁ、私は
そもそもワンコがいるので
単身でお試し移住体験とか行けないですので

移住するなら
💻からの情報収集一択っていう博打を
やっていくことになります~😅

・条件は大事

行ってみたい、住みたい土地はあるけれど
そこで協力隊の募集がなければ
ただの移住。

家も仕事も
自力で探すことになるのも
私一人ではなかなか大変です💦

協力隊というミッションがあるうえでの
移住であれば
細かい縛りはありますが
ひとまず移住という行動をおこす
最初のハードルは超えられます。

そのなかで、
条件はしっかり把握(自分の中で)しておくと
イイでしょうね。

条件と言うのは
そもそも移住場所とかミッション内容というより
福利厚生的な面かな。

給料(自治体によってかなりばらつきがある)
その他活動費(年間30万ってところが多い)
住居(どんな家?アパート?シェアハウス?それとも家を買っちゃうとかあり?)
家賃(補助は全額?一部?どこまで負担?)
休日(地域の行事や自治活動に参加必須だとしたら?)

挙げていったらきりがないけど最低限確認した方がいいかも

・地域のことを勉強する

その次に、
関わりたい地域の自分のミッションだけではなく

地域全体の
産業や福祉など
興味を持って学んでおくことも大事です。

私も
応募してから書類選考まではあっという間でしたが

面接のプレゼン資料を作っている間は
めちゃくちゃその地域のことを
調べました。

インスタとかXとか
情報を取ろうと思えば
いくらでもたどり着けますからね!

「地域おこし協力隊」ぶっちゃけどうなの?

さて、まとめます。

今回、私が
不調に終わった要因として挙げるならば
直接的な原因は「家」問題でしたが

他にも思い返すと
次の4つがあると思います。

ただ、
これらは努力次第で改善できたかもしれません。

・そもそもミッションの内容(子育て支援)がふわっとしていた
・担当部署によって温度差を感じた
・私自身、余裕がなかった(移住のスケジュールが強行過ぎた)
・退任後にその土地で起業するイメージがつかめなかった

要は、コミュニケーションが大事ってこと

あとは、
自治体との相性、当たりはずれもあったりなかったり…

最後に…
自分がまさか
「地域おこし協力隊」に応募するとは思っていなかったのですが

こうして
失敗談をネタにして
どなたかのお役に立てるのであれば
幸いです。









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