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2Dメタバース「Gather」を体験してみた
こんにちは。
弊社アンティー・ファクトリーでは、現在メタバースを研究・自社開発する社内プロジェクトが発足しています。
前回の記事はこちら。
第2回目の今回は、2Dメタバースオフィスの「Gather」を体験してみました。
「Gather」とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1689165654410-s0N7jaEDSE.png?width=1200)
1. その場にいるかのような感覚になれるリアルに近い交流を可能にするメタバース空間
レトロなRPG風のデザインが特徴的な2Dバーチャルオフィスです。
近付くとマイクがオンになり、相手の音声が聞こえるようになります。現実のコミュニケーションに近いものを味わえます。
2. リモートワークの業務効率化に最適
コロナ化のようなリモートワークが主流の時期には特に、希薄になりがちなコミュニケーションを補うツールとして、IT業界では会社で導入している事例も多数あります。
3. 10名までは無料で使える
スペースに同時入室できる人数でプランが決まり、3つの料金体系があります。
4. 専門知識がなくてもワールドをカスタマイズできる
サービスの中で提供されている「MapMaker」という機能を使って、ドットを敷き詰めていくような作業を行います。3Dメタバースの場合はUnityなど高度な知識が必須になりますが、Gatherの場合は初心者でもトライすることが可能です。
ワールド作成への心理的ハードルが低いのはいいですね!リモートワーク勤務で活用するサービスという印象の強いGatherですが、どのようなことができるのか、実際に試してみたいと思います!
社内のミーティングで活用してみた
まずは社内のミーティングで活用して、どのようなことが試せるか試してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689165882225-GWMNad63rf.png?width=1200)
近づくと双方のマイクがオンになり、音声通話ができるようになります。テクテク歩き回れて、噴水の近くに行くと水の音が聞こえたり、色々楽しい。カメラをオンにすれば自分の顔を表示することもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689166282854-GNislgIQpb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689166402021-hQkhZYC6ne.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689166142668-imp0M9WQDa.png?width=1200)
会議室を活用してミーティング
![](https://assets.st-note.com/img/1689230299060-WXCH3iNspw.png?width=1200)
Gatherはユーザー同士が近付かないと音声コミュニケーションができないのですが、会議室を利用すれば全員の音声が聞こえるようになります。(個別でマイクミュートも可能)
10数名規模のミーティングでも、この会議室を利用すれば普段通りに会議ができますね!
みんなの感想
チームのみんなから体験してみてどうだったか、感想をもらいました。
コミュニケーションとしてはいいツールだけど、これがメタバースなのかと言われるとちょっとイメージとは違うかも。
ファミコンのような世界観でミニゲームできたり楽しかった。フルリモートの時期だったらもっと活用したくなったと思う。
Gatherは不特定多数の人と繋がれるワールドが無いので、バーチャルオフィスとしての使用用途に止まりそう。clusterなど知らない人が集う場があるサービスの方がメタバースっぽい。
まとめ
Gatherの良い点は、とにかく動作が軽いこと!と感じました。同時にマシン負荷の高い作業をしても何らストレスを感じなかったのは好印象。
特徴としては、あくまでもクローズドな空間での使用を想定されているサービスなのかなという印象を受けました。
今回は、バリエーションとして、2Dメタバースの知見も増えたので良かったと思います。
次回につづく!