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「膝が痛い時はどうすればいい?」と、質問された時の柔道整復師の頭の中




これは、私の頭の中を整理した図です(依頼されたので作ってみました)

私のような副業で柔道整復師(一応、国家資格)やってる人間でさえ、カラダに感して質問を受けると、いろんな仮説を立ててお答えできる範囲で答えます。

どんな国家資格も、国が「国民の生命、健康、財産などを守ることにつながる業務についてお任せしますよ」としています。

なので、柔道整復師の時は「目の前の人の健康をどうやって守るか」を最大限考えているんです。

それはもう大変な労力です。

医師はもっと沢山考えていると思います。

患者さん側からすると、「あなたは◯◯だから、こうすればいいよ!」と、ハッキリ言われると安心するのかもしれません。

だけど、実際は医師の診断も私のような柔道整復師も原因を突き止めるために、

まず大量の可能性を頭の中に並べて、問診をしながら「この可能性は無い→この可能性は低そう」とどんどん可能性を捨てていき、

「最終的に残った可能性はこれだから、こんな治療をしてみましょうか。」となる。

治療してみて効果があれば「やっぱり原因はこれだったんだね」で済むし、効果が無ければ「違う治療をしてみよう」となる。

で、結局何を言いたいのかというと

勉強している医者や治療家ほど、「こうすれば治りますよ!」と簡単に言わない、という事です。

そして、いろんな治療院を巡り巡って、最後に治してくれた治療家が【ゴッドハンド】と呼ばれてしまうのです。

おわり。

※そんな訳で、私はSNSでの健康に関しての質問はお断りしてます。実際に会った時のみにさせていただいてます。

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