45.星野源さん①「地獄でなぜ悪い」
何度も何度も書いておりますが、わたしは星野源さんが大好きなんです。
源さんの言葉に何回助けられたことか・・・。
今は「地獄でなぜ悪い」をリピートでこれでもかと聴いてます。くも膜下出血を乗り越えて、それでのこの歌詞はもう心にささります。
「ただ地獄を進むものが、悲しい記憶に勝つ」
「動けない場所からいつか、明日を掴んで立つ」
もうね、泣きそう。というか泣いた。
実は今日、ちょっと鬱状態に偏りがちで、ついに途中で動けなくなったんですよね。いつものよくある「生きてても無駄。このまま消えたい。この先良いことなんて一つもないだろう」ってやつです。ありがちなパターン。家にいたので一人でうずくまってました。不安薬もあまり効かなかった。
そういう時って本当に辛くて怖い。怖いと怯えることの方が多いです。頭痛も吐き気もするしめまいもします。横になってるのにめまい。横になってる時って、もうこれ以上身体を楽にできない最終形じゃないですか。なのにめまい。どうしろと言うんだよ・・・。
わたしなんてぬるい。分かっているのに、辛い。
だからこそ源さんの言葉が響きます。
頭痛や吐き気がなんとなくおさまってきた時に「このまま本格的に鬱状態に突入したくない、怖い、誰か助けて」と藁をも掴む思いで、源さんが出ている映画「地獄でなぜ悪い」を配信で観ることにしました。どうせ疲れて途中でまでしか観れないだろうと思いましたが、このまま寝るのも対処法です。
結局、ケロッと全部観ました。観れちゃいました。そして何回も笑ってしまいました。映画後半なんて、血まみれしかないのに。単純に面白かった。そして二階堂ふみってかわいい。
観ている間は引き込まれるので、自分のことを忘れられます。2時間ちょい、不安や怖さから逃げ出せます。
そしてずっと横になっていたので、腰が痛くなり、起き上がれました。腰が痛いと感じるってことは、鬱状態になっていない証拠でもあります。
観て良かった。少し元気になった。震える手で、ポチッとした2時間前の自分ナイスチョイス。
映画、音楽、絵、デザイン、文章、クリエイティブなことってたくさんありますが、それによって他人が救われることってたくさんありますよね。
表現はコミュニケーションのひとつ。わたしは本当にそう思います。
源さんありがとう。「箱入り息子の恋」も前に観ましたよ。
本人も言ってましたが、本当に童貞役が多いですね。そんなところもわたしは好きです。