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爆発したあの時

朝の3時に目覚めてしまいました。
3時って朝?真夜中?どっち?とりあえず深夜2時台という幽霊のボーナスタイムは終わっているはずなので、そのままお布団から起きました。

だんだん外が明るくなってくるこの時間大好き。

YouTubeの広告で、WOWOWでスピッツ30周年記念ライブ放送というのを見かけて、スピッツってもうそんなになるのか、と少し感慨深くなりました。
今はあまり聴かなくなってしまいましたが、昔は好きでよく聴いていました。アルバムも何枚か買いましたし、当時の着信音(懐かしやー!)もスピッツだった時があります。
そのタイミングでフォロワーさんがスピッツの話を出していたので、それがタイムリー過ぎて、朝からスピッツ祭りです。早朝なので、もちろんかなり音量低めで。

「スピッツって疲れている時に聴きたくなるよね」

って友達に言われたことが頭に思い出されます。まぁ確かに言われてみればそう?なのかな?
柔らかい声に惹かれますもんね。
素敵なラブソングを歌っているように一見聴こえるけど、実はすごい下ネタだったとか、そういうところも好きでした。

早朝にスピッツは合う。
今はちょうど春が訪れた頃だから「春の歌」かな。
・・・なんか心に染みるぞ、今日これから通院なのですが、聴きながら行くことにします。
フンフフ〜ン♪

高校の文化祭の時に、いわゆる1軍と呼ばれている男たちがバンドを組んで演奏するらしく、女子たちはワクワクさんになっていたのですが、そのバンドのドラムがあまり目立たない男の子だったんですね。
「えー意外」「あの人ドラムできんの?」
みたいな女子特有のあまり好きじゃない会話がそこらじゅうで繰り広げられ、わたしは心の中で「絶対見返すんだぞ!!」と応援していました。それを口に出せないのが思春期だよねー。

そして本番当日、1番格好良かったのがドラムのその男の子でした。
これはわたしもしっかり覚えているのですが、人が変わったように激しくドラムを叩き、しかもとても上手くて、観ていた全員が心奪われたと思います。
1人だけレベルが高過ぎて、みんなをグイグイ引っ張っていくんですよね。楽しそうに。
その後、その男の子はグン!と人気急上昇するのですが、本人は至って変わらずいつも通り。
周りだけが盛り上がっていて、自分には無関係ですというスタイル。
しばらく経った後に、
「ドラム好きなの?」「そうだね」
という二言を交わしました。

ドラムを叩くのが好きだっただけ。だから周りがキャーキャー言い出してもどうでも良かったんだと思います。
そして彼のその才能を見出した、1軍と呼ばれる彼らの見る目もいいと思いました。
顔が良いだけじゃなかったんだね。ごめん、偏見持ってしまったわたしが悪かったです。


周りなんて、どうでも良いんですよね。