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わたしのこと

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わたしが思ったこと、感じたこと、伝えたいこと、です。
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#恋バナ

わたしの大恋愛 完結編

わたしの大恋愛 完結編

わたしと一緒にいるときでも、元カノが「今すぐ来てくれないと死ぬ」と連絡してくれば、行ってしまう。だいすきなのに、彼も愛してると言ってくれるのに、それでも行ってしまう。

あと何回我慢したらとか、あと何ヶ月我慢したらとか、期限が見えていれば耐えられたかもしれない。でも、元カノの呼び出しには終わりが見えなかった。いつまで続くかわからない状態に、わたしはほどなくして彼とお別れする決意を固めた。

行って

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わたしの大恋愛 雲行きあやしいぞ編

わたしの大恋愛 雲行きあやしいぞ編

いま思い返すと恥ずかしいくらい、若気の至りというか、ふたりの世界にどっぷりだったわたし達。そこに、ある時侵入者が現れた。

元カノだ。
なんと、自分から振っておいて、彼に復縁を迫ってきたのだ。乗り換えた先の年下彼氏に振られたらしい。

わたしとしては、ふーーんと思って聞いていたが、ほんの少しの不安はあった。でも、彼はキッパリと元カノに「お前と戻る気はない。付き合ってる時、お前とは結婚まで考えてなか

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わたしの大恋愛 知らなかったのはわたしだけ編

付き合いはじめて判明した事実は、まだある。一切の脇目も振らずに恋愛街道爆走中だった片想い時代のわたしには、予想もつかなかった事実だ。

まずもって、憎っくき、そして彼を振ってくれた点に置いては感謝するべき元カノだが、なんとわたしが知っている人物だったのだ。おなじ塾でバイト講師をしている女だった。それを知ってから思い出してみれば、なるほどよく近くにいた。しかし、当時わたしは彼がフリーと思い込んでいた

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わたしの大恋愛 共通点編

付き合い始めていろんな話をするうちに、運命を感じるような共通点がたくさん見つかった。

まず、小学校がおなじだった。6歳離れているので在学期間は重なっていないが、彼には弟と妹がいて、彼らとわたしは同じ時期に通学していたことになる。お互い知っている先生もいるし、いくらでも話ができた。
同じ学区というだけでなく、分団も隣で自宅同士がとても近くだった。実際、彼の自宅はわたしのとても仲が良かった友達の近所

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わたしの大恋愛 奇跡は起きる、編

わたしの大恋愛 奇跡は起きる、編

聞いてしまったことを封印して数ヶ月、私たちは以前と変わらず過ごしていた。そんなある日、いつもどおりの時間にやってきた家庭教師だったが、明らかに様子がおかしかった。

「ずーーん」というオノマトペが透けて見えた。この世の終わり、お先真っ暗、世界中の不幸をひとりで背負っているみたいだった。これはもう、聞かずにはいられなかった。

「先生、どうしたの?」

ちょっと迷った様子だったが、彼は口を開いた。

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わたしの大恋愛 大ショック編

わたしの大恋愛 大ショック編

塾講師と生徒から、家庭教師と生徒にレベルアップしたわたし達。これはもう、わたしにとっては奇跡の大躍進だった。なんたって、塾の教室とは違って、部屋にふたりきりなのだ。時間も気にしなくていい。授業が終わったらお菓子を食べながらおしゃべりして、もはや気分はデートだった。楽しくて楽しくて仕方なかった。

そんな、ふわふわのピンクオーラ全開のわたしに、ある日悲劇が訪れる。

その日は土砂降りの雨だった。授業

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わたしの大恋愛 一歩前進編

わたしの大恋愛 一歩前進編

時は流れ、恋に突っ走る女子中生だったわたしは、勢いそのままに高校2年生になっていた。

彼との関係は相変わらず塾のバイト講師と生徒のままだったが、週に数回確実に彼との時間を過ごせることがとてもしあわせだった。ある意味それで充分満足していて、それ以上の関係まで求めていなかったかもしれない。

そんなある日、彼からの思いがけない提案により、私たちの関係はぐぐっと変化することになった。

その日は、いち

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わたしの大恋愛 まっしぐら編

わたしの大恋愛 まっしぐら編

塾講師の彼に、秒で恋に落ちたわたし。次に取った行動は至って単純である。全力で勉強に励んだ。

彼とお近づきになりたい、しゃべりたい、視界に入りたい。講師と生徒という関係上、いちばん簡単な方法はわからない問題を質問しに行くことだった。

わたしは、根っからの文系だ。国語と社会と英語は得意で、数学と理科は苦手、嫌い。しかし、彼は工学部の学生で理系、教えている科目は数学、化学、物理だった。嫌いだけど、彼

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