アルコールインクアートのインク染み対処法
※noteへUPしている記事は、Blog下書き用の未完成記事になります。
正式な記事はページ下のリンクよりご覧ください。
こんにちはmil(みる)です。
今日は紙に描いているとこの写真のようにアルコールインクが紙に染みてしまう事がよくあります。
(アルコールインクアートの染み写真)
気にならない方もいると思いますが、私はすごく気になるので、今日は染みになりにくいアートの方法や染みを活かす方法をご紹介していきたいと思います。
■染みをつけないようにアートをする方法
①アルコールを先に紙に乗せる
インクの前に先にアルコールを紙に乗せてみましょう。先にアルコールをいれる事でインクが紙に染み込む時間が遅くなるので、染みになりにくくなります。
染みになる前にインクを広げちゃう!という方法です。
(画像?)
②先にインクとアルコールを混ぜておく
次は先にアルコールとインクを混ぜておく方法です。さっきご紹介した方法は、紙の上で混ぜてましたが、こちらは先にアルコールとインクを混ぜて置くことで、インク原液が紙に吸収されるのを防ぐため、染みになりにくいです。薄い色のデザインをする際に特にオススメです。
アルコールとインクは、100円均一のカップに入れてスポイトで紙に乗せたり、よく使う色だったら、ドロッパーボトルで混ぜたりするといいと思います。
③紙をかえる
紙を変えるのは、アートの手順方法を替えなくても済むので、テクニックがいらず簡単な方法です。
紙のオススメに関しては、こちらのコンテンツで詳しくご紹介しているので、気になる方はご覧ください。
(紙のBlog貼る)
④ユポ紙の裏表を間違えない
ユポ紙に裏表があることはご存知ですか?ユポ紙の裏に書くことも染みをつくる大きな原因の1つです。
表⇒つるつるした手触り
裏⇒ザラザラした手触り
ロール紙を使用している方は特に手触りの違いを感じられると思います。ザラザラした面は表以上に紙の凸凹にインクが染みやすいので、必ず表を使用してください。
メーカーにもよりますが、A4サイズは裏表がないことが多いです。ただ触ると少し手触りが違うんです。私の使用しているユポ紙のメーカーも表裏がないんですが、ほんの少し手触りが違うので、つるつるの面を使用しています。
表と裏で染み具合が全然違いますので、(特にロール紙)是非確認してみてください。
■デザインで調整
もちろん、インク染みが悪だ!絶対ダメ!なんてありません。アートは正解がないので、染みをデザインの1つとして、利用する事ももちろんできます。
①染みを活かしたアートデザイン
例えばこんな風に染みを活かしたアートも素敵です。
(写真)
②濃いアートデザイン
濃い色のアートデザインにするのもオススメです。インク染みよりも上に乗るインクの色が濃ければ、インクの染みはわかりません。
(写真)
こんな風に染みを活かしたり、そもそも最初から染みよりも濃い色のデザインにするのも、染みとうまく付き合っていく方法のひとつです。
■染みになるアルコールインクと付き合う
アルコールインクの染みは、アルコールインクアートをしているとぶつかる壁のひとつだと思います。色々な方法がありますが、染みとうまく付き合いアートを楽しむ事が大切だと思います。
私は染みになりやすいインクは印をつけています。
(印写真)
このようびボトルに簡単な印をつける事で、使う前に「このインクは染みやすいから、アート方法を変えよう」と思っています。
染みになるインクは使わない、というのも1つの方法かもしれませんが、染みになるインクってたくさんあるんです。なのでせっかく素敵な色が使えないのも寂しいので、私は紙を変えたり、アート方法を工夫したり、インク染みとうまく付き合っていくことを選びました。
最後になぜアルコールインクが染みになるのか、簡単にご紹介します。興味がある方は読んでみてください。
■アルコールインクが染みになる原理
アルコールインクというのは染料インクが多いです。(コピックのカラーインクも染料インク)染料インクはインクの粒子がとても細かく、インク溶液に粒子が溶け切っているので、紙の内部までインクが浸透して染みになってしまいます。これがアルコールインクが染みになる原理です。
そのためインク染みはアルコールインクを落とし、アルコールで広げる前の形で染みになることが多いんです。
何故染みになるかを理解した上で、私なりの対処法をご紹介しました。少しでも私の経験が参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。