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自粛、不謹慎ムーブで光が消えたあの日のこと

藤沢あゆみです。

ただいま30冊目の本のゲラチェック中です。
読者になった気分で自分の原稿を読めるゲラチェック
ワクワクする時間です。

2011年3月11日。
わたしは、本のキャンペーンを控え
ランディングページ作りの打ち合わせを
関西在住のデザイナーさんと
スカイプで行う予定でした。


キャンペーンを控えていた本は
彼を喜ばせて、かけがえのない人になる 喜ばせハンドブック


キャンペーンに先駆けて
この本のテーマである
大切な人を喜ばせる活動を
実践してくれる、喜ばせ隊を募集し

なんと75人もの人が
参加表明してくれたのです。


そこで、出版社で75冊の本に
リボンをかけて発送しました。
喜ばせ活動をしてくれる人に
本をプレゼントする企画です。

本が届いたメンバーには
ブログに実践報告を
してもらう約束でした。

この手法は2010年に、わたしが
初出版される方のキャンペーンに携わり
本の内容を実践すると宣言くれた人に
本をプレゼントして
実践コミュニティを作りました。


わたし自身も実践メンバーに
なってみんなも実践してくれて
その方はAmazon1位になりました。

仕事として人のキャンペーンに
携わったのはこの時が初めて。
自分がお客さまに伴走すると
すごい結果が出る!と実感しました。


この時の経験が
本作りの全ての過程に伴走するという
仕事のあり方に活きています。


この時、キャンペーンページを
作ってくれたデザイナーさんも
プロジェクトメンバーとして
一緒にX(旧Twitter)を盛り上げ
キャンペーン終了30分前に
Amazon1位になったときは
鳥肌が立ちました。


2011年3月11日。
キャンペーンの打ち合わせを
していたのは
この時のデザイナーさん。

お客さまのキャンペーンを
成功させた手法で
自分のキャンペーンも成功させよう!

ですが、予定は白紙になります。
東日本大震災が起こったのです。

全ての経済活動が停止しました。
キャンペーンなんて不謹慎
やれる気がしませんでした。

実は、この本の出版に向けて
綿密な準備をしてきました。

アメブロに
「あの人を喜ばせたい!!」という
ブログを開いて
毎日、誰かを喜ばせるエピソードを
片瀬萩乃さんと投稿


30記事たまったところで
読者登録しまくり
コンテンツが溜まって
認知も広まってきたところで

お世話になっている編集Mさんに
この本のお話をして
出版が決まりました。

出版をかなえるために
ブログを作って企画を通し
キャンペーンのために
コミュニティを作って実践し
ここまで積み上げてきたことが
全て崩れたあの日。

それでも一回は増刷したかな。

この企画、一度ある編集さんに 
プレゼンテーションしてお断りされたのは内緒です笑。 
後で聞くと、その編集さんは
著者から売り込んできた企画は受けられないらしい・・・残念!


いや、単に実力不足か!

無事、天才編集Mさんによって
出版がかなったこの本。
ハンドブックということで新書で
めちゃくちゃかわいい装丁です。


2019年に
1000人を喜ばせ隊という
オフ会をした際
当時、喜ばせ隊でしたと
名乗ってくれる人に会えました。

当時、毎日のように聞いていた
エリアメールの音を
久しぶりに聞いて
ビクッとしました。


あれから、わたしたちは
何度も災害を体験し
何かある中で経済活動を止めない
術を身につけつつあります。


今思えば、人を喜ばせる企画なら
震災で気持ちが落ちている人々を
励ますこともできたかもしれない。


当時は、人々がナーバスになり
自粛ムードに飲まれていました。
毎日、無力感でいっぱいでした。

何があっても、出版を通して
世の中にプラスを
生み出し続けられる人間でありたい。



突然のアクシデントで
経済活動がストップすることは
これからだって、十分ありうる。
それでも、プラスを生み出す本を
作り続け、発信し続けたい。


気象が不安定な今
30冊目の本の原稿を読みながら
著者の1人として
改めて、そう決意しました。



2003−2024
藤沢あゆみ作家ストーリー


2012年
震災後、出版の世界に
起こったこととは?


わたしも一著者として
影響を受けました。
その影響とは・・・


明日をお楽しみに。


藤沢あゆみ



出版をかなえるためにやってきたことを
日々noteで公開していますが
これはわたしだからできることではありません。
あなたも実践できるロジックを無料でお伝えしています。


藤沢あゆみが一年全力で出版実現に伴走する
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