「STAGE」、無事に終了しました!
長い1週間が終わりました。
今週は人生で5本の指に入る”盛り沢山”な1週間でした。毎日がハイライトしたい内容ばかりでしたが、火曜日に実施した「STAGE」は本当に刺激的だったと思います。
ちょうど1ヶ月前に書いたこのnote
1ヶ月で本当に実施できるのか、実はこのnoteを書いた時は少し不安でした。今だから言えますが、発表時には登壇者は1人も決まっていませんでした。この1ヶ月、毎日のチームとのやりとりを振り返りましたが、なかなか痺れる1ヶ月でした。(良い子は真似してはいけません)
前日の準備日は、久しぶり(Plug and Playとしては1年ぶり)の”現場”に運営チーム全体的にソワソワ。打ち合わせしながら、そう言えばこう言う現場での進行打ち合わせって久しぶり・・と。照明の位置を直したり、カメラや機材を設置したり、そして今回のメインであるスクリーンの調整が長時間に渡って続くのも、久しぶり。そうそう準備日ってこう言う感じでした、と色んなことを思い出しました。
今回、スクリーンは全面(32:9)と3分割(真ん中が16:9)の2つの画面設定を使い分けての実施だったのですが、技術的にどうしても切り替えにラグが生じてしまうと言うことで細かく調整しながら進行を決めていきました。
テクニカルなテストを続けつつ、会場の設営も続いていきます。今回、CLASさんにCollaboratorとしてご協力いただき、会場に大量の様々なタイプのソファや椅子、テーブルを入れていただきました。
会場には登壇者と関係者のみが来場できる、としたのですがそれでも30名ほどは常時いる状態。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、新しい会場づくりをしたいと相談させていただき、500人入る会場を丸ごとラウンジにしてしまおう、と言うのが今回の取り組みです。そして完成形が下記の状態です。
4月に移転したPlug and Play JapanのオフィスづくりもCLASさんにご協力いただいたのがきっかけです。今までもイベントの会場の一部にラウンジを作る、と言うのは実施されたそうですが会場全体は初めてとのこと。でもコロナ禍でのイベントは今後、このような形が主流になってくるかもしれません。会場作りの参考に是非!
ちなみに今回のPORT HALLの特徴の一つが、ばーんと開けたこの空間。(もちろん閉じることもできます)この写真は会場から入り口をみた状態です。密にならない会場作りが可能です。
そしてもう一つのこのHALLの特徴がスクリーン。このスクリーンに魅入ってSTAGEは誕生した、と言っても過言ではありません。15社のスタートアップピッチはどれを見ていても、想像していた通りでした。3分割して生カメ(リアルタイムで登壇者をカメラで追う)の映像も入れました。
ちなみにオンライン配信では、会場のスクリーン全体を見せたり、スライドを見せたりと切り替えをしていました。ステージでの臨場感を伝えるのも大事ですが、スタートアップピッチのスライドを細部までちゃんと見えるようにすることも大事、と言う判断からです。
そして画面全体、32:9のスクリーンも活用しました。まずはOpening。開始10分前からカウントダウンを始めてOpening Movieへ繋いでいきます。
STAGEと出てから矢印が伸びる動きは、スタートアップピッチのアタック(各社のピッチが始まる前に流れる15秒の短いMovie)ともリンクしています。映像は全てCollaboratorであるONDO(音動)さんにお願いしました。また今回ピッチしたスタートアップ15社のピッチも、それぞれMovieにして各社にお渡しすることにしたのですが、その制作もご担当いただきました。
カウントダウンからのオープニングの繋ぎは、2月に行ったドイツのイベントがヒントになっているのですが、今回は10分前の海の映像から街、そして人へと今回の”竹芝”をイメージしての作りにしていただきました。MovieはPlug and Play Japanのイベントには欠かせないのですが、特に今回はこのスクリーン、ステージをどう活用するのかイメージを形にしていただくことができてONDOさんには感謝しかありません。
そしてPlug and Play Japanのイベントに欠かせないもう一つの要素が音楽。今回もDJ Tomomitsuさんにお願いしました。僧侶でありDJであると言うTomomitsuさんにはいつもイベントで無茶振りが多いのですが、今回はさらなる無茶振りが。それが”著作権フリーの音源のみでのDJ”です。
通常のオフラインのみのイベントであれば問題ないのですが、今回はオンライン配信。著作権の問題で配信中に音楽が止まってしまったりと言うことは避けなければいけません。そのためTomomitsuさんにはいつも動画制作のBGMで使用しているArtlist をくまなく見ていただき、音楽を選定してもらってDJをしてもらいました。
クラブやフェスのDJとは異なるビジネスイベントでのDJ、と言うのが前回の無茶振りでしたが今回もなかなかの無茶振り。でもDJがいるかどうかで会場の音作りやイベントの雰囲気作りが全然違うと今回改めて感じました。ビジネスイベントにDJ、本当にお勧めしたいです。
ちなみに今回スタッフTシャツに加えてTomomitsuさんにもしていただいているスタッフマスクを作りました。冷感素材で過ごしやすさもバッチリですが、コロナ禍だからこそのスタッフウェアだなと実際作ってみて思いました。会場には加えてフェイスシールドなども準備しておきました。
今回のような限られた準備期間にも関わらず、多くの方のご協力によって当日はとてもスムーズに進行し、イベントを終了することができました。久しぶりのリアルなステージで少し緊張した皆さんのピッチも、会場を取り巻く熱量もとても印象的でした。個人的には4年ぶりくらいにピッチをしたのですが、ものすごく緊張しました・・。ピッチするスタートアップの皆さんって本当にすごい、と改めて実感しました。
今回のSTAGEをやってみて今後どうしようか決めよう、と思っていましたがやっている途中からこれは続けていくべきだと確信しました。時期や場所、詳細はこれから決めますが来年もSTAGE、やります!!
・・・その前に。直近のPlug and Play Japanの次のステージについて、最後に少しお話ししたのでまずはそれを。
まずは1週間後に成果発表会であるFall Summit 2020をやります!6日間に渡って開催されるFall Summit 2020では、国内外約160社のスタートアップがピッチをします。詳細な日程やアジェンダについては特設サイトを是非ご覧ください。
9/28 Brand & Retail
9/29 IoT
9/30 Insurtech
10/1 Mobility
10/2 Fintech
10/7 Hardtech & Health
そして10/8は大阪オフィスのキックオフイベントです。こちらもオンラインで大阪より中継を配信予定です。詳細はPlug and Play JapanのイベントページやSNSで公開していきますのでお見逃しなく!
そして・・・10月には世界に先駆けてJapan TeamのPodcast がスタートします!!こちらもSNSでの発表をお待ちください♪
STAGEもそうですが、これからももっと新しいことを仕掛けていきたいと思いますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いします!!