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映画「BLUE GIANT」感想。音を目撃した…圧巻の鑑賞体験。
「音を目視する」初めての感覚でした。本当に凄いものを見た…。
話題のアニメーション映画「BLUE GIANT」観ました。
演奏者の感情が音に乗り、黄金に輝く瞬間と
観客の熱気を目の当たりにしたような。
今までに無い感覚に、呆然としてしまいました…
実は、中学生の頃、吹奏楽部で3年間サックスを吹いていた経験がありまして。
大学進学して「ジャズ研究部」に仮入部することに。
吹奏楽と違って、ソロがあるジャズに自信が持てずに、2か月も経たないうちに辞めてしまいました。
私には、「BLUE GIANT」の宮本大のようなジャズに注ぐパッションは無かったけど、自分の吹いた息が楽器を震わせる感動はわかる。
そして、楽器の音が鳴り響く中自分の出したメロディがそこに混ざり合う快感も。
(だから、吹く当てもないのに楽器を手離せないわけですが…)
「BLUE GIANT」を観ていると、その興奮を思いだし、鳥肌が立ちました。
そして、ドラムの玉田の気持ちが痛いほど伝わってきた。
周りの上手さに引け目を感じ、頭真っ白になる気持ち…あんまり思い出したくないけど。
経験の話をしたけど、そんなの全く抜きにしてもむっちゃくちゃにカッコいい演奏は、誰が聴いてもシビれるはず…!
全曲上原さくらさんが手がけた曲がもう天才的。。
3人それぞれ違う音楽の道を歩んできたけど、演奏に向ける想いは同じ。そんな熱いストーリーにも涙を誘われます。
「BLUE GIANT」
2023🇯🇵120min
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