お正月休みにおすすめの映画【Amazonプライム版】
お正月休みにおすすめの映画【Amazonプライム版】を7作品ご紹介します。
こんな人におすすめ!
ドキュメンタリーやリアリティのあるドラマに浸りたい
ゾクっとしたい
「87分の1の人生」
フローレンス・ピューとモーガン・フリーマンの共演で送る、人間の挫折と再生を描くドラマ。
アリソン(ローレンス・ピュー)は車で事故をおこし、同乗していた婚約者の姉夫婦を死なせてしまう。それ以来婚約者との関係は壊れるが、その父親(モーガン・フリーマン)との再会によって少しずつ生活を取り戻していく…。
悲劇から、人はどうやって立ち直るのか、自身の過ちとどう向き合うのかを描く。
しみじみ人と人のつながりの大切さや、過ちをおかしても再生する強さについて、考えさせられる一作。
「赤と白とロイヤルブルー」
米国大統領の息子アレックスと英国王子ヘンリーの恋物語。ストーリー的には、原作は日本BL漫画?ってくらい王道。(実際の原作はNYタイムズ紙ベストセラーBL小説)
ただキャラ設定がおもしろい。権力や階級格差ものはありがちですが。
大統領選や王室文化に対する、それぞれの奮闘も見どころのひとつ。
マスコミのプライバシー侵害についても描いていて、今の時代らしい。
予想を裏切るような展開はないものの、アップデートされた価値観の描写が良い!
「画家と泥棒」
画家とその作品を盗んだ泥棒の交流を描いた、ドキュメンタリー映画。展示中の絵画を盗まれた画家。監視カメラ映像もあり、後日犯人は逮捕される。
不思議なインスピレーションを感じた画家が、泥棒に「あなたの絵を描かせてほしい」とお願いしたことで、2人の奇妙な交流がはじまる…。という内容。
事実だからこその説得力や、奇跡のような瞬間を目の当たりにできるドラマティックな一作。
「13人の命」
「バックドラフト」のロン・ハワード監督が、
2018年にタイで実際に起きた救出劇を描く。
冠水した洞窟から13人の子供たちを救うために、
編成されたダイバーチームの決死の作戦とは。
何もしなければ、子どもたちは洞窟の中で死んでしまう。だが、救出するのはほぼ不可能に等しい。残された手段は、誰も試した事のない危険な方法ただ1つだった…ハラハラする映像の連続!
「ブリタニー・ランズ・ア・マラソン」
健康のためにダイエットをはじめたブリタニーが
ニューヨークマラソン完走を目指して
人生を変えるチャレンジに挑む。
主演のジリアン・ベルは撮影中実際に走って20キロも減量したとか。
見た目だけでなく、マインドもとても健康的になっていくのが観ていて楽しく、感動的なラストシーンも良い。
「チャンブラにて」
舞台はイタリアのスラム街。
14歳の少年ピオが家族と共に平然と酒を飲み、5歳程の従兄弟とタバコを吸う。盗みによって生計を立てる彼らの困窮した暮らしと家族の絆を描く。
家族も含め、ピオは彼自身が演じているのが見どころ。ドキュメンタリーではないが、実際に起きている現実を元にシナリオにしている。
無邪気で勇敢でいて、不器用なピオの姿におどらろかされる…。映画的美しさのあるシーンにも注目。
「saltburn」
「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェネル監督の新作。ひっそりとAmazonプライムのみで配信しているが、劇場で見たかった良作。
バリー・コーガン演じる平凡な大学生オリヴァーが、御曹司のフェリックス(ジェイコブ・エロルディ)と仲良くなり夏季休暇に彼の別荘ソルトバーンに招待されるのだが…。
階級格差と密かな恋心、そしてサスペンスとしての面白さが、後半にむけて毒気を増していく。事前情報をあまり入れずに観るのがおすすめ。