C言語って何? 【C言語の予約語】
C言語はプログラミング言語の一つです。
C言語を書くことによりCPUを自在に制御できます。
そのC言語を書くにあたって、予約語というものがあります。
プログラマーがシンボルに使うことができない単語のことですが、逆に言うと、C言語はこの予約語で構成されていることになります。
その予約語を一挙に掲載してみましょう。
auto
break
case
char
const
continue
default
do
double
else
enum
extern
float
for
goto
if
int
long
register
return
signed
sizeof
short
static
struct
switch
typedef
union
unsigned
void
volatile
while
以上。
え?
これだけ?
そう、これだけです。
英語を覚えることに比べたら、もう、少ない少ない。
いくつかに分類してみます。
制御
break
case
continue
default
do
else
for
goto
if
return
switch
while
型
auto
char
double
float
int
long
signed
short
unsigned
void
型修飾
const
extern
register
static
volatile
型構築
enum
struct
typedef
union
その他
sizeof
型に関連するものが大部分で、制御に関するものはたったの12個です。
私は更に do、while、goto を使わないので、9個になります。 switch、case、default も、ほとんど使わない。使うなと言われればそれでもいい。
すると、なんと、6個。
これが、その名誉ある6個です。
for
if
else
break
continue
return
私は、ほぼ、この6個だけでコーディングしていると言っていい。
うーん、感慨深い。
でも・・・。
これだけで・・・。
いったい何ができるん?
プログラミングの第一ステップに「Hello world」がありますが、私はそれよりも「x=1+1」の方が適当なんではないかと思っています。
コレ。
int main()
{
int x = 1 + 1;
}
コンパイルしてみる。
$ cc x.c
$
出来上がりました。
$ ls -l
-rwx------ 1 u0_a472 u0_a472 5712 Oct 22 08:15 a.out*
$
実行してみる。
$ ./a.out
$
・・・。
何もおこらない。
当然ですよね。
入出力が何もない。
「1+1」を実行してメモリに設定した。
それだけ。
結果はメモリに格納されただけで、メモリの中味を見ないとわかりません。
プログラムは、中でたくさんのメモリを使って、たくさん演算しています。
メモリの中に閉じ込めている間は、人には何も見えません。だから、何やってんだか、全然わからない。人にわかるようにするには、入出力が必要です。
入出力が何かというと、基本は、
キーボード
マウス
モニタ
です。
他には、
ファイル
シリアル
印刷
など。
最近では、
LAN
音声
カメラ
もそうでしょうか。
こういう風にして、どこかに出力してくれないとまことに困ります。
さっきの予約語だけですと、それができないんですね。
そこで!
C言語には「標準関数」というものが用意されています。
それでは、その「標準関数」について・・・。
それは、また、次回。
次の記事→ C言語って何? 標準関数を使ってみる