【コツ】YouTube運用で差がつく!サムネイルのA/Bテストと改善事例
こんにちは!
年内も残りわずかとなってきましたね。毎年この時期になると年内の棚卸しや新年の抱負などを考える方が多いかなと思います。私はあまりそういったものを考えてこなかったんですよね。。振り返りはもちろん行いますが。
ここ1ヶ月ほど稼働を落として色々考えましたが、やはり止まってしまうと頑張ってる人が目についたりと良くない感情が芽生えます。
従って長く走り続けるための目標設定はしようと思いました。まだまだ動画や映像でご支援したいですし、動画や映像にはそれだけの価値があります!
このブログでは、YouTube運用や動画編集の楽しさを伝えながら、『新しい働き方』を目指す方をサポートしていきます
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今回は、私がやり甲斐あると思っている「YouTube運用」の「YouTube運用で差がつく!サムネイルのA/Bテストと改善事例」について語っていこうと思います。なので
・動画編集の楽しさや、やりがいを知りたい方
・動画編集やYouTube運用について知りたい・知識を深めたい方
・現状のキャリアについて悩んでいる、副業を検討している方
そんな方はぜひ最後まで読んでいってください。
YouTubeのCTR(クリック率)は、再生回数やチャンネルの成長に大きな影響を与える重要な指標です。そのCTRを左右する最大の要因のひとつが サムネイル です。どれだけ良いコンテンツを作っても、サムネイルがクリックされなければ視聴されることはありません。
そこで本記事では、 サムネイルA/Bテストの基本と改善事例 をご紹介します。CTR向上のために欠かせない手法を学び、競合に差をつけるサムネイル戦略を実践していきましょう!
1. サムネイルA/Bテストの基本:CTR向上のための手順と考え方
A/Bテストとは、異なるバリエーションのサムネイルを用意し、それぞれのパフォーマンスを比較する手法です。どのデザインがより多くのクリックを獲得できるのかをデータで確認することで、効果的なサムネイルを特定できます。
① A/Bテストを行う目的
YouTubeのサムネイルA/Bテストを行う目的は以下の通りです。
• CTR(クリック率)の向上:魅力的なサムネイルを見つけて
クリック率を上げる。
• 視聴者の行動パターンを理解:どんな要素が視聴者を引きつけるかを
把握する。
• 動画のアルゴリズム評価を向上:CTRが高いとYouTubeアルゴリズムが
「良質な動画」と判断し、おすすめに表示されやすくなる。
② A/Bテストの基本手順
サムネイルA/Bテストを効果的に行うには、以下の手順を踏みましょう。
1. テストの目的を明確化する
• 「クリック率を上げたい」「視聴者維持率を改善したい」など
具体的な目標を設定します。
2. バリエーションを作成する
• 同じ動画に対して2~3種類のサムネイルを用意します。
例えば、以下のような違いを比較します:
• 色使い(明るい vs 落ち着いた)
• テキストの有無やフォントの種類
• メイン画像(顔写真 vs アイコン)
3. テストを実行する
• サムネイルを一定期間(通常1~2週間)ごとに変更し
それぞれのCTRを比較します。
4. データを分析する
• YouTubeアナリティクスの「CTR」や「インプレッション数」を
確認し、どのサムネイルが効果的だったかを判断します。
5. 最適なサムネイルを設定する
• テスト結果に基づき、最もCTRが高かったサムネイルを採用します。
2. 良いサムネイルの条件とは?視認性とクリック率の関係を解説
優れたサムネイルは、視認性とクリック率に直結します。視認性が高いサムネイルは、視聴者がスクロール中に瞬時に目を留め、クリックにつながりやすいです。
① 視認性の高いサムネイルの要素
1. コントラスト
明るい背景に暗い文字、またはその逆のように
はっきりとしたコントラストが視認性を高めます。
◼︎例
• 暗い背景に白や黄色のテキスト。
• 明るい背景に黒や濃い青のテキスト。
2. 簡潔なデザイン
サムネイルは小さく表示されるため、情報を詰め込みすぎると
逆効果です。画像やテキストは最小限に絞り
シンプルにまとめましょう。
3. 視線を引きつける要素
• 視線誘導効果のある矢印や丸で注目ポイントを強調。
• 視聴者が親しみを感じる人物の顔
(特に目線が視聴者に向いている写真)。
② テキストの効果と配置
サムネイルにテキストを入れる場合、クリック率に大きな影響を
与えるのが 「何を伝えるか」「どこに配置するか」 です。
◼︎ポイント
• 短くインパクトのある言葉を使用する
「初心者必見」「5分で解決」「最強の方法」など
簡潔で魅力的な言葉を選ぶ。
• 配置は視線が自然に集まる位置に
テキストは左下や右下より、中央や上部に配置する方が効果的。
③ 色の選び方
色は視聴者の印象に直結します。視認性を高めるために以下を
意識しましょう。
• 背景色と文字色を対照的に
背景と文字の色が似ていると埋もれてしまいます。
• 暖色系で注意を引く
赤やオレンジは、注意を引く効果が高いです。
3. テスト結果から学ぶ!成功したサムネイルの特徴と実例
サムネイルA/Bテストは、視聴者の反応を測定し、最適なデザインを導き出すための強力なツールです。ここでは、テスト結果から分かった成功したサムネイルの共通点や、具体的な実例を紹介します。
実例:成功したサムネイルの具体例
事例①:「驚き」の要素を強調したデザイン
• 内容:DIY動画
• Before:ツールの写真だけを使用した無機質なデザイン。CTR 2.3%。
• After:驚きの表情をした人物写真を追加し、「たった3分で完成!」
というテキストを大きく配置。CTR 4.8%
◼︎ポイント
• 表情豊かな人物が視覚的に感情を引きつけた。
• 「たった3分」と具体的な数字で期待感を煽った。
事例②:「比較」の構図を利用したデザイン
• 内容:料理レシピ動画
• Before:完成品の写真だけのデザイン。CTR 3.1%。
• After:「Before/After」を並べた画像で、プロ仕上げの違いを
見せるデザインに変更。CTR 6.2%。
◼︎ポイント
• 見た目で違いが一目で分かる構図を採用。
• Before/After形式で視聴者に「どうやって変化させるのか」を
想像させた。
4. A/Bテストを効率化するツールと実践テクニック
YouTube運用において、サムネイルA/Bテストは視聴者のクリック率(CTR)を向上させるために欠かせない手法です。しかし、効率よくテストを行うためには、適切なツールや実践的なテクニックを活用することが重要です。
この章では、A/Bテストを効率化するためのおすすめツールと具体的な実践方法を詳しく解説します。
1. A/Bテストを効率化するためのおすすめツール
① YouTubeアナリティクス
YouTubeアナリティクス自体も、サムネイルのパフォーマンスを
測定する強力なツールです。
◼︎特徴
• CTRデータの確認:サムネイル変更前後のクリック率を比較可能。
• インプレッション数の分析:どれだけの視聴者にサムネイルが
表示されているかを把握。
• 視聴者層の分析:どの年代や地域の視聴者に効果があったかを確認。
◼︎利用方法
1. YouTube Studioにアクセスし、対象動画のアナリティクスを開く。
2. CTRとインプレッション数を比較。
3. 改善が必要な要素を特定。
◼︎おすすめポイント
既存のYouTube機能を活用できるため、コストを抑えつつデータ分析が
可能です。
② TubeBuddy
TubeBuddyは、YouTube運用者向けの便利な拡張機能で
A/Bテストを手軽に行える機能を備えています。
◼︎特徴
• サムネイルA/Bテスト機能:複数のサムネイルを設定し
自動的にテストを実施。
• 詳細なデータ分析:クリック率や視聴者層ごとのパフォーマンスを
比較可能。
• インターフェースの使いやすさ:初心者でも簡単に操作できる。
◼︎利用方法
1. TubeBuddyをインストールし、YouTubeアカウントに連携。
2. 対象動画を選択し、テスト用サムネイルを2種類アップロード。
3. テスト期間を設定し、結果を分析。
◼︎おすすめポイント
TubeBuddyはYouTube運用専用に設計されているため
手軽にA/Bテストを実施でき、効率的に改善ポイントを見つけられます。
③ Canva
Canvaは、サムネイル作成に特化したツールで、A/Bテストのための
複数デザインを簡単に作成できます。
◼︎特徴
• テンプレートが豊富:視認性の高いサムネイルを短時間で作成可能。
• カスタマイズ性:フォント、カラー、レイアウトを自由に変更。
• 無料プランでも十分活用可能。
◼︎利用方法
1. テンプレートを選択し、異なるデザイン案を作成。
2. サムネイルをダウンロードしてテストに使用。
◼︎おすすめポイント
サムネイルの試作段階で複数案を素早く作成できるため
効率的なテストに役立ちます。
2. A/Bテストを成功させる実践テクニック
① テスト期間を適切に設定する
テスト期間が短すぎると、信頼性のあるデータが得られません。
一方、長すぎると動画のパフォーマンス改善が遅れる可能性があります
◼︎ポイント
• 動画の再生数に応じて設定:1,000~2,000インプレッションを
基準にテスト期間を決める。
• 最低でも1週間:視聴者の行動に影響を与える曜日や時間帯を考慮。
② テストの対象を1つに絞る
1回のテストで複数の要素(色、文字、画像)を変更すると
どの変更が効果をもたらしたのか分からなくなります。
◼︎例
• 初回テスト:文字フォントの違いを検証。
• 2回目のテスト:背景色の違いを検証。
◼︎メリット
テストの結果をより明確に理解でき、改善ポイントを
特定しやすくなります。
③ 視聴者層に応じたテストを行う
視聴者層によって好まれるデザインは異なります。
YouTubeアナリティクスを活用して、視聴者の属性に合わせたテストを
実施しましょう。
◼︎例
• 若年層:カラフルでポップなデザインが効果的。
• 中高年層:落ち着いた色合いと明確なテキストが好まれる。
3. A/Bテストを効率化するワークフロー
1. 目標設定
「CTRを5%以上にする」「インプレッション1000回以上で結果を
比較する」など、具体的な目標を設定。
2. テスト案の作成
異なるデザイン案を最低2つ用意
(例:テキストあり/なし、背景色違い)。
3. テストの実施
TubeBuddyや手動でテストを設定し、一定期間ごとにサムネイルを
切り替える。
4. データ分
CTR、インプレッション数、平均視聴時間などを比較し、
効果的なデザインを特定。
5. 結果の応用
成功したデザインの特徴を他動画や新規動画に反映。
サムネイルA/Bテストは、YouTubeチャンネルの成長に欠かせない対応ですが、とにかく大変です。地道な作業が大変という点もありますが、数字の変化など成功要因はあくまでも仮説でしかないという点がポイントです。
数字はチェックしつつも、その結果に対して「意味付け」をしましょう。
・視認性を上げてCTRが向上したが、それはどういうことか?
・サムネイルの文言を変更し、なぜCTRが上がったのか?
・視聴者はなぜこのサムネイルはクリックしたのか?
など、どんどん思考を深くするためにもA/Bテストは繰り返し行いましょう。
今回は「YouTube運用で差がつく!サムネイルのA/Bテストと改善事例」というテーマでお送りしてきましたが、いかがでしたか?
サムネイルはYouTubeにおいて「命」とも言える要素です。途方もないものに挑むイメージの方もいらっしゃるかも知れません。ただ、現代においてはサムネイルに関する様々な情報が出ておりますし、まずは考え過ぎずやってみましょう!
続けていくうちに必ずなんとなくわかってきます。何よりも継続が重要ですすので焦らず積み上げていきましょう。
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では、また次の記事でお会いしましょう!