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12月14日(月)

12月14日(月)の日記です。

いま読んでいる、マヒトゥ・ザ・ピーポー(真人さん)のエッセイ『ひかりぼっち』を読んでいるときの記録。ひとりごとな書き方。


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はじめて訪れた心斎橋PARCOのスタバ。広々した店内はほとんどが空席。店員さんの優しい対応に頬が緩む。卒論に合格を貰ってから最初の1人の休日。温かなキャラメルマキアートを飲みながら読書をした。ㅤㅤㅤ
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2019年の全感覚祭のところまで読んだ。
身体は此処にありながら、魂は本の中に広がる世界を旅する。沖縄や石川、東京、FUJIROCK。
色んな場所を旅して、見たこともない景色に心が揺さぶられる。打ちひしがれる。泣きそうになる。


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出逢った匂いや出来事から真人さんが感じたこと。
そんな"形が無いもの"に、丁寧に、繊細に、的確に輪郭が付けられて生まれた"言葉"が、美しく連なって文章になっている。
耳を澄ませば、開いたページから真人さんの静かな呼吸が聴こえてきそう。


表現の力はすごい。

ポロっと生まれたささやかで曖昧な感情も、記憶から簡単に零れ落ちるような何気ない一瞬も、表現力があれば深みや意味を持たせることができる。

でも、どれだけ美しい表現も、表現者が「本当に感じたこと」でないと心は揺さぶられない。感動できないし、好きになれない。

真人さんの書く文章が、宇宙で1番好きだ。
真人さんの文章からは、嘘の匂いが1つもしない。
嘘のない文章が、
綴った人の匂いのする文章が、本当に大好き。



今日も尊敬する人の感性に触れたがっている。
この先起こる、
どんな出来事も受け止める術を身につけたくて。
悲しいこと、理不尽なことで
自分が倒れてしまうのが怖い。
好きな人のことも上手く見れなくなって、
好きな音楽に何も感じなくなって、
笑えていたものに笑えなくなってしまって、
大切なものたちを失ってしまうのが怖い。


尊敬する人の考え方や価値観、人生。
それを通じて得た思想に触れて学ぶことで、
自分に起こる悲しいことや苦しいことを受け止める術を身につけられる気がしている。

良い時間だった。



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