見出し画像

Super Bowlの思い出

2月9日は、アメリカ全体がSuper bowlに湧きました。私たち夫婦は食料を事前に買い込み(当日のスーパーは激混みなので避けたい)、テレビ観戦に備えました。普段は避けるスナック類もその日は解禁!今夜は特別だ!ということで、夫婦でいそいそと準備をしました。

私はにわかファンなので、アメフトのルールを詳しく知りません。ただトップを決めるだけあって、毎回見応えがあります。今回の試合は昨年優勝したチーフス対イーグルスでした。私はチーフスを応援していたのですが、それは昨年の試合に感動したこと、そして監督がKFCのカーネルおじさんに似ていて愛嬌があるから、なんていう理由です。結果から言えば、チーフスは大差でイーグルスに負けました。大切なところでチーフスはイエローカードを連発したり、ミスが多かったですが、今年もsuper bowlから大切なことを学びました。

試合前半からイーグルス優位の流れで、チーフスは苦しい戦いが続きました。そんな中で、クォーターバックのMahomesの飄々とした表情が、印象的でした。こういう時、どういう風にプロは気持ちを切り替えるんだろう。なんて思いながら見ていました。チーフスは点差を最後に少し縮めたものの、優勝が確定しているイーグルスは試合を数分残した段階で、祝祭ムードに湧きます。厳しい練習を乗り越えた上での優勝だから、その喜びにも重みがあります。けれども私の視線は、最後の最後までベストを尽くそうとするチーフスに向けられていました。

試合時間残り2分を切ったところで、MahomesがWorthyに50ヤードもののロングパスを投げ、タッチダウンを成功させます。私はただただ、感動しながら見ていました。その後更にパスを成功させ、2点追加しました。優勝という形ではなかったものの、最後までベストを尽くす姿ってカッコいい!と大事なメッセージを受け取った試合でした。

いいなと思ったら応援しよう!