推しとの出会い

みなさん、「推しのいる暮らし」という漫画をご存知だろうか?
以前、twitterで万バズしたので目にしている方も多いはず。かく言う私も、リツイートで回ってきてからのファンだ。

内容を簡単に説明すると、
彼女に連れられて行った男性地下アイドルのライブで推しができた男性の話である。

この漫画を目にした当時、2.5次元俳優にハマり1人で観劇やソロイベントなどに足を運んで曲がりなりにも推し活を楽しんでいた私は、誰とも共有出来なかった推し活あるあるに笑ったり、はたまた推し活の心意気的なものをこの漫画から学んだ。


ある意味、参考書として楽しんでいたのだが、ある日、漫画の登場人物の1人を猛烈に推すことになる。


きっかけは、このワタナベの話。


もはや、推し活関係ない話。どこいったアイドル。

しかしこれが、とんでもなく面白い!

以下、簡単に内容を説明する。(ネタバレ含む)

アイドルの幼なじみの渡辺護(通称ワタナベ)の過去編で、ワタナベが幽霊とヤンキーに出会うことによりイマジナリー化した初恋相手を断ち切って前に進む物語である。前に進み過ぎてなんなら渡米する。

幽霊・ヤンキー・イマジナリー

設定盛りすぎだろと思ったあなた。これでも省略しているんだ。なんならサイコパス味もある。

このワタナベの最初の印象こそあまり良くなかったが、段々と引き込まれていく。アンハッピーエンドな男のその先の話なのだ。ハラハラする。

どれくらいハラハラするかというと、2021/12/29の更新では、ワタナベが電車に飛び込もうとする。今年1年にさよならするどころかこの世からさよならしようとすな!年の瀬にこの漫画の界隈が揺れていたのを覚えている。面白すぎる。

そして、私がワタナベを推し始めたのはこの時からである。

吊り橋効果的なものなのか。このドキドキが好きという感情に昇華してしまった。

そこから私の「推しのいる暮らしの中に推しキャラがいる暮らし」が始まるのである。続





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