見出し画像

推しぬいを作る

これまでも推しを錬金してきた私だが、このてづくり推しぬいBOOKを見つけて、いよいよぬいぐるみに手を出した。


こんな可愛らしいぬいぐるみを推しで作れるとかサイコー!と意気揚々と準備を始めたのだが、ぬいぐるみ用の生地を用意するのがなかなかめんどい。

本で紹介されているオンラインストアの生地は軒並みsold out。ユザワヤなどに探しに行かなきゃなぁと思っていたところ、手持ちのフェルトでも作れるのでは?と思い、試作がてら使い慣れたフェルトで作ってみた。


まずは、本の型紙を使って顔を作成。目は刺繍が主流とは思ったが、よれるのも怖いので、瞳の部分は接着フェルトを布用ペンで色付けて貼り付けた。

線の部分は刺繍
髪も体も全部フェルト



家にミシンがないため、オール手縫いとなったので気が遠くなるほど抜いまくることになった。途中、指を刺し血を流す場面もあり、「あ、これ呪いの人形になるな」と不安になるくらいギリギリの精神状態で作り上げた。

綿を入れる前


そして無事完成。

オギャー!


産みの苦しみとはこのことや。肉体疲労この上なし。なので、愛しさも倍増。

でも、ぬい作りはこれでは終われない。

推しが全裸や…

と、思っていたところに、
なんとゆとり先生がワタナベのぬいぐるみをイラスト化してくださった…!


はよ、推しに服着せな!!

弱りまくった指に喝を入れ、今度は服を作った。
服も扱いやすいのでフェルトで作ることに。


そして…


服着た推し、かわいいいいいいい!
私の中の何かが目覚めそう。

自然となるあざとい首の傾き



せっかくのなので、お迎えの儀式を執り行った。こういうのは楽しんだもん勝ちや。

お菓子の箱に推しの名前を貼っただけ
ジャストフィットだった箱
いらっしゃい!!
足におもりを入れたので自立する


我が子感がパネェ。やっぱり手づくりという尊さは何にも変えられない気がする。


以前、錬金した推しと比べたらサイズがこんなに違う。本にはこれより小さいサイズの型紙もあったのだが、欲張りすぎた。

並べるとぬいの大物感がすごい



この後、ゆとり先生がサークル参加される大阪のイベントに遠征した際に推しぬいを持参したのだが、大きいので威圧感がある写真がたくさん撮れた。

美術館の写真コーナーで
ホテルのベッドで


ちなみに、この遠征ではゆとり先生に無理を言ってワタナベぬいの背中にワタナベを描いてもらうという気持ち悪いお願いをしたのだが、気持ち悪い!と言いながらもゆとり先生が描いて下さったという逸話付きである。

前も後ろもワタナベの顔が見れる



ぬいづくりは本当に大変だったけど、大きなものを得た気がする。プライスレス。
てづくり推しぬいBOOKに幸あれ!!!


いいなと思ったら応援しよう!