「ランダム単語ガチャ」楽しいよ

子どもとの活動に利用するツールとして、最近注目しているwebサイトがあります。

ランダム単語ガチャ

語彙のレベルが1〜5まであり、ガチャでひく単語数も1〜10まで選べます。

まぁこれが子どもの実態や活動の種類によって、非常に柔軟に合わせやすくて大変重宝していて。

具体的にどんな活動をしているかを紹介します。

1 ランダム単語ガチャで短文づくり

このwebサイトの主目的?みたいな使い方です。
ランダムで3個くらい単語を出して、その3つをうまいこと文章の中に入れながら文を作ろうというもの。

文法的にも文脈的にも違和感のない文章になっていることが重要です。

コミュニケーション活動や言語活動に落とし込むには、小集団で、同じお題でつくり合う事が効果的です。
子どもの発達段階に合わせて語彙レベルが選べるという機能が、ここで発揮されます。

2 ランダム単語ガチャで3ヒントクイズ

場合によってはファシリテーターがお題を予め決めますが、偶然性を楽しみたい私としてはランダム単語ガチャでお題を決めるのが好きです。
カタカナーシのように、5つ6つくらいの言葉を出して、子どもにどの言葉を説明するか選ばせることもできます。
ランダムなので名詞以外にも動詞や形容詞が当然出てきますが、そこもクイズとして面白おかしく説明できるかが、活動の醍醐味ですかね。

3 たほいや

本来のルールを説明すると、
①親1人とその他3,4人で分かれる。
②親は広辞苑なとを使って、その場にいる全員が知らなそうな言葉をお題に選定し、発表する。
③親はその言葉の本来の意味を紙に写し、他の皆んなは適当に意味をでっちあげて紙に書く。
④親は全ての紙をシャッフルして、番号をつけて読み上げる。
⑤その場にいた皆、どの番号が本来の意味かをコイン1〜3枚をかけて当てる。

みたいな内容です。点数の付け方など、細かい設定はwikipediaに載ってました。

この「たほいや」ですね、実際にやってみると子どもたち、辞書で言葉を探すのに非常に時間がかかるんですよね。

そこで、ランダム単語ガチャの出番です。
ランダム単語ガチャのレベル5は、聞いただけじゃ分からないような高度語ばかり。
試しにいま引いたら「ククルカンの降臨」て出てきました。ククルカン?どっかの神話の神様??

もちろん、パスカルの最終定理など、何となくイメージできる言葉や、本来の意味が高度すぎて、でっちあげがバレバレになりかねないものもあるんですが。

最初はファシリテーターが親を行いながら、子どもたちにやり方を馴染ませていくのが良いのかな、と思っています。


というわけで、偶然性と創造性と汎用性を兼ね備えたランダム単語ガチャ、他にも色々な使い方ができそうなのでおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?