甲状腺の病気と診断されて
病気が分かった時は、不妊治療中で、婦人科に行ってた時だった。血液検査で、甲状腺の異常が出て、すぐさま、医師が紹介状を出すと書いてくれた。 不妊治療には、欠かせない数値らしい。何故なら、最悪、放射能の薬を飲むから。
大きな病気で入院などした事ない私にとって、信じられない事であった。
毎年の、バイト先の健康診断でも、問題ないし〜と、思い、渋々と専門の病院へ向かう。
紹介してもらったのは、やはり、同じ区内の病院。
ビックリしたのは、身体測定も行うし、行くのに、ヨウ素というのが関係してるから、食べ物から自然に採れるので、ワカメや昆布をその、通院の日には、食べてこないでといわれてた。
これは、婦人科でも、聞かれた。血液検査で、数値の変化が初めて出た時は、ヨウ素を多めに摂取してるか、聞かれた。たまたま、その時に、お義母さんに、ワカメと昆布を頂いたので、毎日の様に味噌汁など作って、摂ってはいた。なので、それかな?と、1回目の血液検査では、医者を勧められず、そういう病気があるって事は、言われた。だが、次の血液検査でも、やはり、甲状腺の数値は正常ではなかった。
渋々と行った、専門の病院は、NHKの試してガッテン!でも出た先生ですと、紹介が病院内に貼ってあった。
驚いたのは、一般の病院と違い、身体測定があることと、合同で血液検査を採る場所がある事、あと、甲状腺の人間て、こんなに多いの?という程の、密集した人々。
怖かった。
そして、初診だと、医院長が診るらしいのか、医院長だった。サーっと、触診して、“はい、橋本病!”と言われた。
突然の事に、パニックになり、帰って泣いた。
薬なども出されなかったと思うけど、何日か落ち着いてから、当時、働いてたディズニーでは、病気などした際に、上司に報告するという決まりだった。
まぁ、普通の会社でも、何かあった場合は、申告するのが、当たり前だと思うけど。
そして、申告したら、その上司は、周りの人間で、甲状腺と、聞いた事があると。そして、初診で、判断しかねるなら、セカンドオピニオンも、考えたら?と、提案してくれた。病院も、覚えていて、確か、渋谷区にあったよ…と、教えてくれた。
その後、藁をもすがる思いで、セカンドオピニオンと思い、その上司の知ってた病院に行った。
そしたら、診断は、橋本病とも、バセドーとも病名が今はつかないくらいの、微量の差があると、言ってくれた。
甲状腺の病気には、橋本病とバセドー病とある。
それでも、病名がつかない事に、歓喜した!それが、2年くらい前の話し。
この後、こんなに病状が続くとは、夢にも思わずだった……。