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#3 賢い子とは?「好奇心の種」

私は、可愛い3人の子も持つ母親であります。
何度も子育てについて悩んだ時はあります。

現在9歳の長男は色々ありました。

2歳の終わり頃に保育園の先生に
「お子さんの発達についてお話を
〇〇という施設で聞いてみませんか?」と
言われるがまま行ってみて、
そこで2年ちょっとぐらい
経過観察してもらい、お世話になりました。

その頃は、いわゆる子育て本。と言うものに
執着していて、読めば読むほど
なにかを得られると思っていました。

子どもは一人ひとり違う個性の塊。
(本来は、それが素晴らしいことなのに)

当時の私はとにかく、
「みんなと同じように行動して」
「枠から外れないで」
「友達に怪我させないで」
と願ってばかりでした。

今となっては、
自分の心を大事に
自分を一番可愛がって
あなたの個性を大切に。と言ってます。

結局は、よその子どもの体験談を聞くより
人間の脳の仕組みや特徴などを、
捉えることが出来れば、
「人間とはそうゆうことなんだ。」
と思えて、気持ちが楽になり、
周りの目も気にならなくなりました。

きっと、私自身一番気にしていたのは、
周りの目なんだろうね。

♦︎ぐんぐん伸びる子とそうでない子の差は
  どこでつくんだろう?

長男が年長ぐらいの時にある本と出会い
参考にしようと思いました。
それは自己啓発ではなく脳科学の研究者です。

伸びる子とか賢い子。というフレーズは
あまり好きでは無かったんですが、
読み進めるうちに、
そういう言い回しだったのか。と分かりました。

♦︎伸びる子の親というのは

「図鑑などを使って、子供の好奇心を伸ばす」
という役割を果たしているそうです。

図鑑で得るバーチャルな知識と
現実の世界のリアルな体験を
親が、結びつけてあげるのです。

それにより、子供のワクワクは大きくなり
「知ること」に純粋な喜びや楽しさを感じます。

成績が良い子 というのは
必ずどこかで限界がきます。
受験が終わったとたんに
無気力になってしまうことも。

賢い子 というのは
ちゃんと好奇心が育っている子のことです。
好奇心を持っていれば、
必ず成績も伸びてきます。

好奇心は脳を育てる一番の栄養です。

♦︎「勉強が出来る子」ではなく
 「頭が良い子」を育てる。

これまた、「頭が良い子
あまり好きなフレーズじゃない(笑)
でもこれも言い回し。

テストの点数などは本質ではありません。
好奇心が旺盛であれば
成績は後からついてくるものです。

男の子は女の子に比べて
コミュニケーションが苦手な子が
多いことも考え合わせると、
男の子の親は意識的に子供が他の子供たちと
交わる機会を用意しなければいけないようです。

特に小学校高学年〜中学生の時期にかけては、
いろいろな人とコミュニケーションを
とる機会をつくるといいそうです。

♦︎子供の能力の発達の順

視覚や聴覚(0歳〜)
運動(3歳〜5歳)
語学(8歳〜10歳)
コミュニケーション(10歳〜思春期)
と、子どもの能力の発達の順には
あまり一貫性がないように見えます。

でも、脳の成長という切り口で見ると、
そこにはある法則があるそうです。

脳の発達は、脳の後ろから前に向かって
起こるのです。

最後に発達するのが「前頭葉」です
その中でも前頭前野という
高次認知機能を担う部分は
最後に発達することが分かっています。

高次認知機能とは》
考えたり、判断したり、計画したり、
決定したり、洞察したり、
コミュニケーションをとったりすることです。

その中には
「やりたくないことをガマンしてやる」
「禁止されたことをしない
というようなことも入ってきます。

この前頭前野は10代にかけても
まだ発達が続いています。
ということは小学生までは
高次認知機能は十分に
育っていないということ。

前頭前野が発達してくると
「思いやり」「気づかい」を介した
より高度な人間関係を築けるようになる。

小さい子どもは、虫の足をもいだり、
蟻の巣を埋めたりと、大人から見れば
残酷と思えることを平気でしますが、
そういった生物に対する接し方を
急速に学んでいくのも、この時期の特徴。

脳の中で最後に発達する前頭前野ですが
萎縮し始めるのが一番早い。
(認知症、人とのコミュニケーション、
物事の判断、記憶に支障をきたす)


人間がイキイキと生きるために必要な
高次認知機能を担う「前頭葉」は
脳の前のほうにあります。

発達のピークも遅く、中学生になっても
まだまだ成長し続ける部分です。

環境による影響が大きい部分で
遺伝の要素は半分ぐらいです。

学校の勉強や将来の仕事などを考えた時
その出来不出来にもっとも関わるのは
この「前頭葉」の部分です。
この部分の脳が十分に発達することが
子供の自己実現につながるのです。


つまり脳は
後ろからつくられて、前から壊れていく。

︎♦︎親がしてあげられる大事なこと

親にははっきりとした役割が
あることがわかります。
それは「好奇心の種をまく」こと。

そして子供の伸びやすい時期を見つけて
「背中を押してあげる」ことです。
親に伸ばしてもらった「好奇心」は
子供にとっては財産です。
生涯にわたってその人生を
サポートしてくれるでしょう。

子供に興味をもたせたければ
親が率先してやってみる。

今の環境で、
その子にしてあげられることを考える。
親は、努力はしても無理はしない。

この姿勢がより子どもをのびのびと
育てる秘訣だと思います。

好奇心を持った子どもは親を超えて
どんどんと才能を開花させていく。
多くの才能は後天的に育まれるものだそうです。

♦︎要は

自分に自信のある子が無敵!
(極論すぎましたか!?w)

自分のやる気を湧き上がらせる精神性や、
ぼく(わたし)なら大丈夫。と己を鼓舞する。
自分を信じれるという心はとっても大事。

何度失敗したとしても、
自分なりに頑張った経験は
決して無駄になりません。

その力をつける種まきは親だなと思いました。

ほんとの種まきw

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