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徒然なる算数なじかん(1)算オリに触れる

算数だけは好きな息子
勉強はしたくないけど、同じ勉強するなら算数だけならオッケーと言うスタンス
気が向けば算数なら少しはやる気を出す。

いつか算数オリンピック出てみたいねー、なんて話をしているうちに早数年
そもそも会場で試験を受けると言うこと自体が慣れない
何度か模試などに行ってみたものの、パニックになり帰ってくる。
結果見送り続けた算数オリンピックへの出場
そんな息子が今年は受けてみよっかなぁと言うではないか。
ほんとに受けられるかどうかは疑問だけど、せっかくなので、過去問でも試しに解いてみるかと早速申し込み。
とりあえず目についた1問を一緒に解いてみる。
約数を利用する問題。そもそも問題文の日本語自体、彼には理解が難しい。でも一緒に問題文を読みながら彼が「あぁなるほどそういうことね」なんて言っている時間はもはや単なる“こくご”だがそれはそれで割と楽しい。
途中まで一緒にあーでもないこーでもないなんて言いながら解いていたものの、最終的に私の方が楽しんで、息子は途中で脱落。
まぁこれも例えばランニングしている父と子供を考えたら、父が途中から自分のペースで走り出して子供が脱落みたいなもんかと思えば(そんな光景がホントにあるかどうかはわからないけど趣味にお父さんの方が熱くなる位なら似たようなもんじゃないだろうか、と思えば)まぁいっかと思う。
そう、ここで最後まで解くことを無理に求めるときっと算数は楽しくなくなる

で、この問題、一定レベル以上の受験生ならおそらく解ける子も多いだろう。それは「慣れ」で解けるのかもしれない。
でも、「慣れ」がなくともいくつかの基礎が理解できていたら解ける問題でもある。
4年生の基礎問題からの積み上げ、それをどう応用するか、そのプロセスを自分なりに組み立て楽しめるか、そういうことなんだろうなぁという意図が伝わってくる。なるほどね。とりあえず4年生の約数から一緒にやってみるか。
きっと基礎からインプットして自力で解けたら楽しいだろう。
一問ずつでも自力で解けたらきっと算数は楽しくなるはず。

きっとお子さんと一緒に勉強して疲れることもあろうお父さん&お母さんが読んで、ふぅっ、そんなゆるさもあっていいのか。と肩の力をぬけるようなゆるーい徒然なる算数じかんをシェアできればと思います🍀

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