リソース配分を準備する。 -大人の余裕は作れる-
先日のnoteイベントでファシリテーターをされていた方のnoteがとてもよいです。
めちゃめちゃわかるな~と思うのは、単独練習の大切さ。
ファシリテーターのような計画性と即応性が求められる作業では、認知リソース(集中力、注意力、判断力などの総合資源。有限。)を適切に配分しなければなりません。
勝手に配分される認知リソース
認知リソースは自分で操作できないので、勝手に配分されてわけわからんことになってしまいます。
こんなかんじで。
緊急時にはそれで頭がいっぱいになりますし、初めてのことをするときは余計な不安が邪魔してきます。
久しぶりのことをすると、初めてほど不安ではないですが、記憶を探りながら作業するので、結構リソースを使ってしまいます。
初めて、変更、久しぶり、の『3H』は現場で事故が起きる代表的な場面ですが、そのうち初めてと久しぶりはこういうことかな~と思っています。
ファシリテーターのリソース管理
閑話休題。
ファシリテーターが練習不足だったり、適当にやってるときの認知リソース配分は、こういうイメージです。
これだとあっぷあっぷしてしまって、うまく場のコントロールができません。
なので事前に練習して、事前に認知リソースが以下の配分になるよう準備していきます。
こうなってくるとイベントも登壇者も、ファシリテーター自身も楽しくなります。
いやリソース余っとるやん!となりますが、余ってるくらいがちょうどいいです。
即興や進行も、常に一定というわけではないので、ゆとりをもたせておけば変動があったときに落ち着いて対応できます。
それが日常でも出るようになると、大人の余裕、というのが生まれてきます。
そうか?
そうだと思います。
なので単独練習をしよう!
ひとりで発表練習するの、ちょっとシュールで微妙な気分になるんですが、やはり実際に口に出したり操作してみると「あれ?つながらないな」という発見があります。
準備にどれだけ時間を割けるかにもよりますが、発表前にはぜひ練習してみましょう。
人に見てもらうのもいいですが、単独練習はまた違った発見がありますよ。
おまけ
あと非常に重要なところを引用しときます。
#これからの企業の情報発信 がテーマの今回は、後半に各業界におけるおすすめの情報発信方法をディスカッションしました。すると、「その人や業界にとって、当たり前だと思っていることをあえてオープンにするだけで面白いよね」というお話に。
これこれこれこれこれ!
私も最近書いたnoteで「誰も興味なくない…?」と思いつつ原子力の設計の話をしてみたところ、意外といろんな人に喜んでもらえたようなのですごい嬉しかったです。
自分では常識と思っていることでも、どこかの誰かが勝手に役立ててくれたりします。
誰しも、いつの間にか何かしら、平均以上に詳しくなっているものです。
そしてそれが何なのかを知る一番の方法は…
実際に作って公開してみることです!
noteに書くネタどうしようかな~…とぼんやり考えていると、「そういえばこれ結構得意だけど書いたこと無いな…」というのが出てきます。
それが欲しい!
誰もが簡単にクリエイターになれる今日このごろ。
ぜひ皆さんの専門性を世の中に公開してみてくださいね~!