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イベントカメラマンが考える、登壇映えする服装、立ち振る舞い
こんにちは、noteのデザイナーの鮎ですが、今回はイベントカメラマンとしての記事になります!普段はデザインをしていますが、実は並行してカメラのお仕事もさせていただいています。
最近はデザイン系のイベントを中心に、DesignshipやSpectrum Tokyo Festival、Design Matters Tokyoなどで撮影をさせていただいております
今回はそんな私がイベントカメラマンとしてお仕事をする際、ありがたすぎてバックヤードで拝んでいる&聞き手としても見やすいなと思う登壇者の特徴についてまとめたいと思います。
※ この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2024の4日目の記事です。
1. 背景に溶けない服装をしている
登壇のステージというのは、とても特殊な環境です。特に真っ白なスライドの前に立ち、照明がガンガン当たる環境は普段ないため、服装もそれに合わせると映像・写真映えがしやすくなります。
白や黒は気をつける
スライドに使われがちな白や黒の服は、特に背景のスライドに溶けてしまいやすいです。特に黒や彩度低めなアースカラーはカメラを通すと沈んだ印象になってしまいやすいので、スライドの色と同化しないようスライド側の色を変えたり、登壇する環境の背景の色を確認したり、シルエットが印象的なものを選ぶなど工夫されるとステージ映えしやすくなるかなと思います。文字入りの服は避ける
SNSでシェアされた時など、服の文字の方に目が入ってしまうともったいないですよね。ロゴなど意味のある文字以外が避ける方がベターかなと思います。+αで素敵な選び方:意味のある色使いをする
以前サービスのテーマカラーを登壇時の服装に取り入れている方がおり、とても素敵だなと思いました。
そうでなくても色は大きく写真や映像の印象に影響するので、自分の与えたい印象に合わせた色や服の選び方をすると良いと思います。
2. 身振り・手振りが多い
登壇中の身振りや手振りは、カメラ映えはもちろん、話の内容を補足し聞き手を飽きさせず引き込む効果もあります。
しかし登壇中は緊張もしているので、身振り手振りを入れることは結構難しいですよね(私も自分の登壇の時ガチガチになりがち)。そんな時はこちらを意識してみてください。
スライドを手や指で指し示す
スライドの重要なポイントを指差すと、視覚的に理解が深まりますし、カメラを通してもダイナミックな構図の登壇している!っぽい絵になりやすいです。少し立ち位置を変えても変化がついていいですね。例え話を動きで表現:
手を使って規模感を示したり、方向性を指したり、たとえの身振りをすることで、単に言葉で伝えるよりも印象的になります。来場者に問いかける
「ろくろを回す」とよく言われるやつですが、来場者の方を向いて、できれば手振りをつけながら話すと、話のリズムを掴みやすく、静止画でも話している雰囲気が伝わりやすい構図になります。
3. 前を向いている
目線や表情は、特に登壇者の印象を大きく左右します。
参加者を意識する
カンペやスライドばかり見ず、できるだけ参加者の方を見て話すと少し緩急の緩がついて聞きやすいリズムになるなと思います。前向きな印象にもなりやすいので、カメラマンをしているときは上を向いた瞬間を狙って撮っています。目線を意識的に90度まで上げる
目線は90度まで上がると特に目に光が入り、明るい印象になりやすいです。一旦心に90度を留めておくとテンパっている登壇時にも思い出しやすいお守りになるかなと思います。
参考になる登壇者
そんなポイントを全て完璧にされている人がいまして、その方と飲むたびに私は絶賛しています。弊社のCDOの宇野さんです!
こう書くと宣伝みたいですが、わたしはnoteに入る前、さらに知り合う前からDesignshipで何度か撮影させていただいていて、宇野さんの登壇は本当に撮りやすくありがたいなと思っていました。
宇野さんはこちらのようなパッと目を引く色合いの無地のお洋服を着こなしていて、いつもカメラ越しにいい絵だ…と思っています
🟦 プラチナスポンサー
— Designship (@Designship_jp) November 12, 2022
note株式会社 @note_corp 宇野 雄氏
🎙『僕たちはデザインにどんな投資をしていけばいいのか』についてお話しいただきました。#Designship2022 pic.twitter.com/GZHlPoMyZn
しかも目線がいつも上がっていて、身振りも自然で大きいです。もうカメラマンとしては最高です。シャッターチャンスだらけです。立ち位置を変えてもすぐ撮りどころがあるのでどんどん撮れます。撮れ高の権化です。
#Designship2019 クックパッドが目指す「毎日の料理を楽しみにする」状態にするために考えたことは「ちょっとしたおせっかい」。毎日小さな成功体験をきちんと伝えるデザインの大切さをお話ししただきました。 pic.twitter.com/zM9D2jjKo7
— Designship (@Designship_jp) November 23, 2019
そんな宇野さんが今週末のSpectrum Tokyo Festivalで登壇します!そして私は写真撮影として参加します!カメラマンとしてとても楽しみです!!!!!
ブースも出展していますのでぜひ遊びに来てくださいね(宣伝)
週末来られる方、登壇される方にも今回書いた内容が少しでも楽しく読んでいただけていたら良いなと思います。週末楽しみましょう♪
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