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10年後にワクワクできる自分を取り戻せた超多忙なワーママの話

なんか最近自分のことを考えたことないかも・・・ そう気づいても、毎日忙しく、なんとなく不安に感じながらも、その不安な気持ちを忘れてしまうくらい走り続けていた毎日。

40歳という節目を迎えたタイミング。

仕事もプライベートも順風満帆
女性の幸せを全て手にしている

と周囲の人は言ってくれるけど、もしかすると、どこかで「みんなが期待している私」でいることに疲れていたのかもしれない。 私が、「自分で考える力」を取り戻し、これから10年後にワクワクできる自分を取り戻せたこと。

きっと同じ悩みを抱えているであろう人に私の経験で役に立つことであればシェアしたいと思う。

自己紹介 / ポジウィル前の私

私は、プライベートでは2人の男の子のママ。 フルタイムで働く、いわゆるワーキングマザー。 現在40歳で、メーカーのインハウスのクリエイティブチームに所属している。主にプロダクトデザイン職での経験は20年近くになる。

イタリア・ミラノへのデザイン留学からしばらくリサーチャーとして働き、日本に帰国してからは現職でのキャリアが一番長く10年になった。 2人の子供の出産を機に、育児休暇の取得も経験したけれど、幸い両親の助けもあり、出産を機に仕事を制限することなく、かれこれ5年前から仕事内容もいわゆるデザインから、ブランドマネジメント・クリエイティブディレクション・メンバーやデザイン業務全般の管理などを任されるようになり、現在はデザインチームの統括を任されている管理職。

幼い頃からの趣味や夢を仕事にできていることで、それに不満はなく、最近では社内ベンチャーである新しい事業のプロジェクトリーダーにも任命され、活躍の幅が広がっていた。

「仕事もプライベートも順風満帆」

そう、そのはずだった。 少なくとも、数年前まではそうだった。 いや、今も周りから見れば 、私は「仕事もプライベートも順風満帆」。

でも、今の役職についてから、また、子供が2人になってから、いつしか私には自分自身のことを考える時間がなくなった。考えられなくなった。 どこか目の前に霞がかかったようで、前がよく見えない感覚。 今の暮らしに満足していないわけではないのに、この不安は何だろう・・・仕事は大好きだけど、仕事でも家でも頼られすぎ、そして自分の好奇心の影響もあって引き受けすぎであろう仕事量と子育てとの両立で忙しすぎる日々。 気づけば、相談相手すら見当たらなかった

みんなは私のことを憧れって言ってくれるのに、私自身は、自分がこの先どうなりたいのか、どんな自分でいたいのか、完全に見失っていることにすら、気がついていなかった。


ポジウィルとの出会いと受講の決め手


きっかけは、部下の育成のために「コーチング」のスキルをトレーニングしたいなと思ってネット検索したこと。

そこで、「どう生きたいか?」という言葉が目にとまった。

その時までは、無料ならコーチングの勉強にもなるかも、と軽い気持ちで考えていた。 でも、その時「どう生きたいか?」がなんとなく引っかかって、無料カウンセリングに申し込んだ。

きっと、私自身、その時何か自分で動かなければと思っていたけれど、それが具体的に何なのか、わかっていなかったのだと思う。 私がカウンセリングで自分の現状や申し込みのきっかけについて、支離滅裂な説明を繰り返していると、それを丁寧に言語化してもらえたことで、自分が悩んでいたことが何だったのか気がついた。

・自分が今無理してることにすら気づいていないかもしれないこと
・キャリアの棚卸し(今やってる仕事、本当に私がやるべきなのか?)が必要ということ
・役職が上がるほど孤独になること
・今の自分は過去の経験から成り立っているので、生きづらさを知るには過去を分析すること
・仕事のキャリアだけでなくママとしてのキャリアも考えること

悩んでいたのが私だけじゃなかった。 という妙な安心感も芽生え、キャリアデザインプランを提案いただき、自分の5年後、10年後の仕事とプライベートのプランを立てることになった。

キャリアが進み、社内にロールモデルがいなくなり見失っていた目標を、客観的な視点とトレーニングやカウンセリングの経験から言語化してもらえたことで、自分がなぜ「不安」だったのかわかりつつある気がして、無料カウンセリングですでにちょっとだけ心が軽くなっていた。

キャリアデザインのトレーニングのこと

トレーニングが始まり、私の担当のトレーナーは永井さんだった。 事前にいただいたnoteの自己紹介を読んで、動画を観ていた印象とは少し違っていたけれど、明るく、落ち着いた印象の知的な方。

出身が同じ関西エリアということで親近感もあり、また、カウンセリングや私の希望のイメージから選んでいただいたというが、本当にピッタリ、と思えた。 言葉選びも慎重で随所に配慮があり、また心理学の知識が豊富でそれに裏付けされた納得感のあるアドバイスが安心感を与えてくれた。

私は誰とでも割と打ち解けられるが、声が大きすぎる、ぐいぐいパーソナルスペースに踏み込むタイプの人があまり好きではないので、永井さんを選んでいただいて本当に良かったと思った。

そんな永井さんとのトレーニングでは毎回発見があった。

でも、ここで言っておきたいのは、ポジウィルは管理職のワーママには時間との戦いがとにかく地獄、ということ。 そもそも毎日仕事に子供に時間を使うと、自分の時間がないから無理にでも作らないといけないので、相当な覚悟がないとできない。

他の卒業生の方がお薦めしていた永井さんの読書ワークも、もっとやりたいけど、普段から時間ないのにいつやる?という感じで、毎回1週間では全部を読みきれず残念な想いをした。

私は毎日30分だけ取れる趣味のYOGAで頭の中を空っぽにするはずが、ずーっと考えながらやってしまったり、寝られなくなったりして、常に体はしんどかった。

でも、永井さんは少し時間を延長しても、根気強く私に質問してくださり、準備不足の部分も補いながら進めてくださったので、仕事、子育ての激務中に自分と向き合って睡眠不足になりながらでも、ふと心が軽くなる瞬間があり、自己理解が進んで、メンタルが回復してくるのがわかった。

一番の成果は、自己理解と、自分の強みや弱み、思考の癖をきっちり言語化できたこと

私はそもそも克服型の人間で、様々なことに打ち勝って行動する、主張的なタイプ。そして、アサーティブで、幼少期から持っていた冷静さと客観視能力のために、周囲の期待に応えようとし、それができないと自分には価値がないと思ってしまう傾向がある。

トレーニング開始当初、自分の弱みがある意味強みだとも思えて混同したり、「わからない」という言葉を無意識に連発していた私。

思考の癖を自覚することで、自分の身に起こりえるネガティブなことを意識的に避けられることを学んだ。 永井さんは、自己分析のワークや読書ワークを通じ、「わからない」を「わかる」に変えていく中で、心理学を交え、私のネガティブな体験を深堀して、私がそれまでネガティブに捉えていたことをポジティブに変えてくれた

私のネガティブ体験は、ほぼ人間関係で同性から妬みを買ってしまうことによるものだった。 軽いいじめの対象になったり、仕事でも手柄を邪魔されたりと色々と経験したけれど、 それは、私に自分なりの信念があり、芯の強さとそれを曲げないこと、また、それをストレートに主張できるので、発する言葉に力があるから。

どこかで自分には非がないと思いつつも、自分が言ったことを反省したり、悪いことしたな、なんて後ろめたく感じていたことが、裏を返せば、自分の持ち味だった。

永井さん曰く、自分が何気なく放った言葉が、心理学的に同じタイプの人や、同じ悩みを持っている人にとっては、私がその悩みを解決しているように見えてしまうのでは、とのこと。

ただ、年齢と共に回避する術はそれなりに身につけてきていたため、今では人間関係で悩むことはほぼなくなっている。 でも引き続き、周囲の期待に応えられないと自分には価値がないと思ってしまうこと、は私には要注意な案件。

トレーニングを通して、私は 自分がどんな人間で これからどうなりたいか、 そのために今何ができるのか、を考えられるようになった。 でも、考えてみると、それって自然で当たり前のこと。

そんな当たり前のことができてなかったなんて、それだけ自分がいかに一杯一杯だったんだろう・・・。
これから迷うことがあれば、きっと自分で考え、乗り越えられると思えた。

これから

ポジウィルでの体験は、私にとって、たった1ヶ月だけど、今までの人生を一気にもう一度体験した感覚だった。
その中で永井さんが、人生の節目節目の私に解説を付け加えてくださり、なんだか頭の中で一つの映画として完成した感じ。

その映画は、これから何度でも見返せる。

ポジウィルは、20~30代の転職を希望する人向けのサービスのイメージ。最初私もそう思っていたけれど、ポジウィルは、すでにある程度キャリアを積んでいる管理職の方、起業している方や、それに近い仕事をしている方にこそお薦め。

特に、働きながらママになり、仕事でもバリバリやっていきたい、何も諦めたくない、と思っている女性には、これから色々な試練が待ち受けているはず。とにかく時間との戦いが始まると、すぐに人生の迷子になってしまうので、そんな時に自分の将来への投資として、ポジウィルを利用することも選択肢。

私は「人の役に立ちたい、社会に貢献したい」という想いや夢が強いので、 その想いを大切に、クリエイターという枠を超えて学びをスタートさせることにした。

そのためにはまず、現在多忙すぎるため、
その仕事、本当に自分がするべき?という後輩に引き継げる仕事を精査して手放していくことにした。

人からの期待に応えられないと自分に価値がないと感じ、どんどん膨らんできた私の仕事量。もちろんワーママ管理職なのでマルチタスクは得意。色々な仕事を振り分けてはいるけれど、よく考えればもっと手放せる

そして、社会に貢献したいなんて大きなことをいう前に、まずは目の前にいる人の役に立とう、ということで、管理職として至極真っ当な、傾聴力と育成力を養い、人を導く力を養うことにする。

「言葉に力がある」ことに気づかせてくれた永井さん、これからもよろしくお願いします。

最後に、なんだか私が全く子育てのことに触れていないけれど、誤解しないでください 笑

仕事も好きですが、2人の子供こと、家族のことは大好きです!どんなに疲れていても気分を切り替えてくれて、いつも私の味方で応援してくれる家族のためにも、これから自分で自分のことをしっかり考えて、一歩を踏み出したいと思います!

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