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猫舌人のための石鍋麻婆刀削麺の食べ方。
新橋の「味覚」さんや、都内に数店舗構える「陳家私菜」さんなど、四川中華店では人気の石鍋で供されるタイプの麻婆豆腐に刀削麺を添えて、つけ麺のように食べるスタイルの料理。
この世の全てを煮殺す勢いで沸き立つ地獄的なヴィジュアルである。
そんな熱々のヤツを猫舌の私でも美味しく食べる方法を紹介する。
猫舌のくせに麻婆刀削麺が好きな私は、以前は熱々過ぎて、口も身体も熱くなり汗かくけど、昼休み時間終わるまでに頑張って食べなきゃ的感じで急いで食べるので、食べ終わった時点でホントに味わってたのか分かんなくなってた。辛さは選べるが熱さは選べない。
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この猫舌野郎には死活問題(でも食べたい)の熱過ぎ問題について、素晴らしいソリューションを思いついたので試してみることに。
結果、大成功したので紹介する。
最初に刀削麺の「半量」を、グツグツに沸く石鍋に入れ、底に沈める。二郎系ラーメンでやる「天地返し」の逆バージョン。
これにより、麻婆豆腐温度下がる。油跳ねも早期に沈静化。麺が先に供されて、麻婆着丼まで時間があった場合、より効果的である。
次に、上層の麻婆豆腐で、先に残りの麺を通常のつけ麺スタイル食べる。麺は食べきらず、少々残しておくのが良い。(後述)
つけ麺スタイルの後は、石鍋内に沈めてあった麺を食べる。ちょっと煮込、あれて味の染みた麺が味わえる。
最後に、石鍋に残った麻婆やお焦げを蓮華でこそげて、残しておいた麺を投入する。麻婆ソースがある程度なくなった状態であれば、汁無しの混ぜ麺のような感じになる。
これを個人的には「一麺三旨メソッド」と名付けた。
まとめると、
[準備]沸き立つ石鍋へ麺の半量を投入し、麺を底に沈めて全体を冷却。
[一旨]残りの半麺で、石鍋上層の麻婆豆腐とつけ麺(だたし麺を2〜3本残しておく。)
[二旨]最初に石鍋に沈めた麺に味が沁みてるので、煮込み麺として賞味。
[三旨]石鍋に残ったお焦げをこそげて、麺鉢にちょい残しした麺と和え、香ばしい混ぜ麺。
猫舌の諸兄には、この方法で、麻婆ライフを満喫していただきたい。