ある朝の「愛してる」
息子の今。
学校へは、petite sectionの時とは比べ物にならないくらい落ち着いている。
つまり、泣いてない^^
先生も好きだし、遊ぶお友達もいる。
何より、周りには既に知っていることがある。っていうね。だからかな。
でも、でも。
それでも、4歳になったばかり。
時には。。。不安になるんだよね^^
「愛してる。」
その日の朝は、パートナーが朝早くから仕事が開始の為、息子が起きた時には家に父親がいなかった。
S:お父さんは?
朝から父親が見当たらない状況に戸惑ったようだ。
もちろん、前日には、パートナーも本人に説明している。
学校への登校中、
父親の居場所を繰り返し聞く息子に、その度に説明をした。
先週から新学期が始まり、
4歳の息子には大きな環境の変化が起きたばかり。
学校に着いた。
私たちは、教室の前の廊下にいる。
恐竜模様のリュックと上着を息子の定位置のフックに掛け、向き合う。
ギュッと。ギュッとした。
そして、それを伝えたんだ。
私は、その光景をよく覚えている。
いつも言い合うのは「大好き」だから、その言葉は、私から息子に初めてと言っていいほど。
息子を抱きしめながら、思わず反射的に出た言葉。
だけど、しっかりと息子に伝えたこの言葉。
意味を彼が分かっているのか?私には、分からないけど。。。
言葉じゃない、暖かな何かが息子から伝わる。
その暖かい何かがお互いに伝わり合っていると私は、感じた。
その瞬間がゆっくりと流れて、私たちから何かがふんわりと。。。
顔を見て感じるっとかでもなくって、
何かが、ふわ〜とやわらかく。。。
スロモーションのように。
笑。とにかくそんな感じ。
この感じを、私は、ここに書き残しておきたかった。
その日の、
学校への登校中に見上げた空は、青くて、少し白い雲が流れてて。
「気持ちが良いねー」って、2人で言い合ったんだ。
ーマガジンー
息子の声 3歳 2023〜