宇宙最強の相方

そうだ、作詞をしよう!と思ったときは、だいたいノッているときなので、大抵10〜30分以内に、フルコーラスぶんをいっぺんに仕上げることが多い。

そしてそれをすぐ、作曲・アレンジ担当である相方のアラチャンに送るという流れだ。

アラチャンの手にかかると、私が描いた世界観が、曲になって出てくるので本当に驚く。
「ああ、これだ!」という感覚なのだ。
なので当然、今までボツになった曲というのもない。今のところは、だけれど。

これはもう、アラチャンと私が「リンクしてる」としか考えられない。つくづく、不思議なことが起きているなあと思う。

曲だけでなく、MCでもまさに阿吽の呼吸といった感じで、ネタ合わせをするでもなく、完全にアドリブなのに、なぜかちゃんとボケツッコミが完成する。

これは私の見切り発車的で、致命的に観客を置いてきぼりにするボケを拾い、生かし、完成させることができる彼のスキルの賜物であると思っている。
そしてそんなことができるのは、世界中で彼しかいない。たぶん。お笑いのことはよくわからないけれど。

まあ、こういうのを、きっとめぐりあわせというのだろう。

そんな宇宙最強の相方と、いつまでも音楽やっていけたら幸せだなあ。
などと思いながら、さっきも新たに一つ詞を送った。

次はどんな音楽が生まれてくるのか、楽しみだ。

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